今年が鉄道開通１５０周年ということで、門司にある九州鉄道記念館に行ってきました。

日本で初めて鉄道が開通したのは新橋と横浜を結ぶ路線で明治５年ですが、北九州で鉄道が開業したのは黒崎～門司間。明治２４年のことでした。

正門で迎えるのは３台の有名車両

鉄道記念館では明治の時代から今日までの鉄道の歴史を垣間見ることができます。ゲートから敷地内に入ると九州で活躍した車両の前頭部が３台展示されていました。

どの車両も中に入って運転機器を操作できます。

歴史を感じさせる復元された明治の客車

記念館本館に入ると最初に目につくのが明治４２年に製造された客車の実物大復元モデルです。

実際に客車の中に入って畳敷きの座席を見ることができます。客車の前の人形は１００年前の人々を再現。当時の駅弁売りとお客さんとの会話も復元されています。

家族で楽しめるアトラクション

一階には他に九州の鉄道大パノラマや機関士の気分が満喫できる運転シミュレータなど、子供達にも楽しめる体験型のアトラクションもあります。

もちろん、数々のグッズがそろった売店も。お土産やお買い物に最適な個性豊かな商品ぞろいです。

屋外にもご家族で楽しめるミニ鉄道公園があります。一周１３０メートルの線路の上を実際に運転できるミニ車両が走る本格的なアトラクションです。

ファンにはたまらない資料館

二階は記念資料館になっていて、鉄道関連の貴重な資料を見ることができます。

明治からの鉄道の歴史を綴ったパネルや、懐かしい寝台特急列車や特急列車のヘッドマークなどは鉄道ファンには垂涎のコーナーです。

歴史を彩った各地の駅弁の箱なども展示されていました。他にも制服や長距離切符など、貴重な品々ばかりです。

九州で活躍した車両の雄姿がそのままに

屋外に目をやると、駅のホームをモチーフにした展示場がありました。懐かしいＳＬや九州を走った昭和の匂いのする車両の数々がそのまま保管されています。

車内見学ができる車両があるのも嬉しいですね。

明治からの鉄道の歴史の匂いを感じることができる九州鉄道記念館。ご家族でぜひ出かけてみてください。

九州鉄道記念館