小倉駅の構内を歩いていると、「大学生が一から作ったサンドウィッチはいかがですか」という元気な呼び声が聞こえました。声の主は北九州市立大学の学生さんたち。

大学の実習として、２月に自分たちで企画したサンドウィッチカフェを期日限定で出店するそうです。

レシピ開発から実販売まで全て自分たちで運営

レシピの開発から食材の手配や買い付け、調理販売に至るまで全て自分たちで運営する試みで、メニューの開発は昨年の夏から手掛けているそうです。

この日は一日限定でアミュプラザ小倉プレ出店の日でした。

北九州をイメージしたネーミング！おいしそうな逸品がいっぱい

サンドイッチはアイデア満載でバラエティに富んだ一品ばかりです。

いろいろ並んでいましたが、戸畑のニッスイビルをイメージした「しおかぜサンド」と若松区の若戸大橋にふりそそぐ太陽をイメージした「おひさま玉子サンド」のセットを購入。

さらにおすすめされた「たっぷりフルーツサンド」も手に取りました。これは八幡西区のシュガーロードにちなんで作られたもの。

他にも、門司港に浮かぶ船をイメージした「レトロドック」や小倉のもろみをふんだんに使った「もろみバーガー」など、おいしそうなものばかりです。

原価構成や利潤の出し方なども細かく検討されていて本格的。プロの事業者さながらの運営には頭が下がります。

この日は朝6時から300セット準備したそうですが売れゆきも順調だとか。２月の出店日が待ち遠しいですね。

持ち帰ってさっそく実食。玉子サンドうまし！

しおかぜサンドや玉子サンドは、トースターでワンベイクすると美味しさが増すというので表面を少しトーストしてみました。

最初は玉子サンドをひと口。あっ！美味しい。玉子サンドは好きでよく食べますが、これは玉子の味が濃厚で風味がひと味違います。

業者と交渉して厳選した食材にこだわっているだけありますね。キタプロカフェの本気度がわかります。しかも玉子の量が多くてサービス満点。

少しトーストすることでパン生地の香ばしさや食感も絶妙なバランスです。

続いてしおかぜサンド。からっと揚げた白身のフライのホクホクとした食感にソースの味が生きていてこちらも美味しい。

フルーツサンドは少し冷やして食べると絶品

何といっても生クリームの量が多い。パンからはみ出すほどのたっぷりの生クリームは甘すぎずフルーツとのコラボレーションが絶妙です。

中にはリンゴ、キウイ、オレンジ、イチゴ、、バナナとバラエティに富んだ具材がたくさん入っていて一つ一つが大粒。

大学生が本気で作った数々のサンドウィッチをぜひ食べてみてください。２月限定でカフェオープン決定。日程は以下のとおりです。

キタプロカフェ限定オープン（第二週から月末迄毎週火曜／木曜日）