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地植え厳禁!鉢もやめとけ!ノウゼンカズラは制御不能

growfood365 グロ子

園芸愛好家

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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。

真夏の住宅地、風に揺れるノウゼンカズラの可愛い花を見て「うちにも植えてみたい!」と思ったことありませんか?
でも絶対に植えてはダメ。
ノウゼンカズラは素人が手を出すべき植物ではありません。

ノウゼンカズラは植えたら最後、制御不能になります。
ノウゼンカズラを庭に植えた皆さん、とても後悔しておられます。
家を傷め、庭を荒し、ご近所トラブルに発展した方もおられます。
具体的に説明していきます。

気根が外壁をボロボロに

ノウゼンカズラには下の写真のような気根があります。
ちなみにこのツルの太さは2ミリほど。細いツルにもしっかり気根がついていますね。

ノウゼンカズラの気根
ノウゼンカズラの気根

気根は土に触れると根になり、壁や塀に触れるとその場所に張り付きます。
ノウゼンカズラはこの気根を使って家の壁や他の樹木などを這い登るつる性植物です。
道を歩いていてノウゼンカズラがよく目につくのは、這い登って高い位置で花が咲いているからですね。

一度家の外壁にノウゼンカズラの気根が張り付いてしまったら、取り除いても後が残ります。
外壁の素材によっては深くえぐられ、塗装をやり直してもデコボコしてもう元には戻りません。
ノウゼンカズラは生長が早いので、一度張り付いたら短期間で広がります。
高い位置にがっちり食いついているので引っ張っても途中で切れるだけ。
空き家にノウゼンカズラが生えており、屋根から電線までつるが到達しているなどという話も最近耳にするようになりました。

根が長く伸びて芽を出す

ノウゼンカズラの根はとても深く広範囲に伸びています。
手に負えなくなって地上部を切ってもすぐに根からまた新しい芽が出てきます。
出た芽を切ることを繰り返しているうちにノウゼンカズラはより遠くまで根を張るようになってしまいます。

これは住宅街の階段の隙間に出てきてしまったノウゼンカズラ。
どこかの家の庭から根が伸びてきているのだと思います。

隙間から出てきています
隙間から出てきています

私の家にもノウゼンカズラが出現します。
でも私はノウゼンカズラを植えたことがありません。
ノウゼンカズラは地中で家の境界線を越え、近隣の庭にまで生えてきてしまうのです。
ノウゼンカズラには種も出来ます。
小さな軽い種なのでこぼれ種から芽が出る場合もあります。
私は注意して早めに抜いていますが、これが空き家ならそこを拠点に繁殖していくでしょう。

勝手に生えてくる我が家のノウゼンカズラ。怖い!
勝手に生えてくる我が家のノウゼンカズラ。怖い!

除草剤が効きにくい

ノウゼンカズラは地上部を切っても意味がない。
かと言って1メートル以上深く広範囲に掘り返して根を取り除くのはとても無理。
ノウゼンカズラを枯らすには除草剤を使用するのが前提となります。
ただ除草剤を使ってもノウゼンカズラは簡単には枯れません。

ノウゼンカズラを根まで枯らすには浸透移行性の除草剤を使います。薬剤を葉の表面に塗り、根に届いて枯れるのを待つのです。
根が完全に枯れるまでかなりの時間がかかり、一度や二度塗布したくらいでは薬剤がいきわたりません。
また気根が伸びて本体から離脱したノウゼンカズラにはこの処置は意味がありません。
そんな子ノウゼンカズラ、孫ノウゼンカズラにも同様に除草剤の塗布が必要となります。

鉢植えでも制御不能

鉢植えなら大丈夫なんじゃない?そう思う方もおられると思います。
でもノウゼンカズラは勢いが強く、鉢植えで育てるにはそもそも無理がある植物です。

鉢植えだけど知らない間にツルが伸びて壁を這い登った。
冬に油断していたら、鉢穴から根が土に食い込んで動かせなくなった。
そして土中に残った根から芽が出で地植え状態になった。
どれも実際にあったケースです。

ピンクノウゼンカズラはノウゼンカズラではない

ノウゼンカズラの花色はオレンジですが、ピンク色の花を見かけることもあります。
「ピンクノウゼンカズラ」として苗が売られていますが、これはノウゼンカズラではないのです。
ノウゼンカズラとピンクノウゼンカズラは属が違い全く別の植物です。花の色違いではありません。

ピンクノウゼンカズラもつる性植物ですが、気根で壁や木に這い登ることはありません。
寒さに弱いので屋外に植えても日本では冬に枯れてしまうことが多いと思います。

庭の花木はよく考えて植えよう

勢いが強い花木はこちらが考えているより速いスピードで生長します。
同じ名前の花木でも品種が違うと性質も違います。
軽い気持ちで植えた樹木が育ち過ぎ、伐採に重機出動などという笑えない話もあります。
庭に植物を植える時は良く調べてから植えましょう。
根付いてしまってからではもう遅いのです。

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