【四條畷市】上空の電線を地下へ 四条畷駅東側で「無電柱化工事」始まる
JR四条畷駅周辺では現在、都市計画道路「四条畷駅前東線」などの整備事業が行われています。24日昼に現地を訪れてみると、「電線類の地中化を行っています」と記された工事看板が掲げられていました。
「電線類の地中化」は、電力と通信のケーブルを地中に移して電柱をなくす「無電柱化工事」とも呼ばれています。この工事は今月9日ごろから始まったようです。
工事看板横の掲示物によると、無電柱化工事の目的は「安全で快適な歩行空間の確保、都市景観の向上」だそうです。
その横のイラストを見ると、無電柱化によってどうなるのかイメージしやすくなります。左上に「電線共同溝」と書かれていますが、これは文字通り電力と通信のケーブルを通す溝という意味です。
今、整備事業の一環として行われている四條畷学園南側の「四条畷駅前東線」工事の現場や、ロータリーが設置される予定のJR四条畷駅東側の上空には、電力と通信のケーブルが張り巡らされており、それらや関連機器を電柱が支えています。
これらがなくなれば、上空の眺めはどう変わるのか。少し想像してみました。
工事看板によると、無電柱化工事は来年の2025(令和7)年3月31日まで行われる予定ですが、その前にケーブルがなくなり、次いで電柱もなくなると思われますので、一帯の眺めに変化があればまたこちらでご紹介したいと思います。
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