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マスクの臭いと汚れがスッキリ落ちる!ダイソー購入品マスク用漂白剤

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

マスクについたファンデーションや口紅をしっかり落としてくれるのか?
実際に使ってみたら、思った以上に使用感がよかったのでレビューします。

落ちにくい口紅の汚れを簡単に落とす方法も紹介しますね。

このグッズの優れものポイント
・漂白効果が高い
・色柄ものにも使える
・肌にやさしい
・少量で購入できる

ダイソー マクス用漂白剤 概要

名 称:マスク除菌洗浄 酸素系漂白剤
価 格:110円(税込)
容 量:120g
使用量:1Lの水に対して7.5g
液 性:弱アルカリ性
品 番:K-7176
J A N:4971902071763
販売者:紀陽除虫菊株式会社
製造国:日本

成 分:過炭酸塩(酸素系)、炭酸塩、水軟化剤、過硫酸塩、粉じん防止剤、界面活性剤(アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム)

使用できない素材:ウール、シルク、革製品、貴金属、銀イオン抗菌マスクは使用不可です。

酸素系漂白剤って安全なの?

酸素系漂白剤の主な成分は、過炭酸ナトリウムです。

過炭酸ナトリウムとは、炭酸ソーダと過酸化水素を混合して作られています。

水に溶けると多くの酸素が発生し、その泡で汚れを落とします。

使用後は、水・水酸化ナトリウム・酸素に分解され、環境に優しく、小さなお子様のいらっしゃるご家庭でも安心して使うことができます。

泡で汚れを落とすので、色柄物へのダメージも少ない漂白剤なのです。

このマスク用漂白剤に使用されている界面活性剤は洗顔料などに使われることが多いアルファオレフィンスルホン酸ナトリウム。肌への負担はマイルドなのが特徴。

とはいえ、液性が弱アルカリ性と書いてあるものは汚れをよく落とす分、肌に必要な油分も落としてしまいます。洗濯時は肌の弱い方はゴム手袋の使用して、しっかりすすぐようにいたしましょう。

洗浄力を確かめてみた

裏面の「ご使用方法」によると、10分ほど浸け置きするだけでマスクの汚れがスッキリ落ちて除菌もできるとのこと。

手間なしで洗えるのはありがたい。

実際に洗って洗浄力を確かめてみました。

使い方

40〜50度のお湯1Lに漂白剤を規定量(7.5g)入れて、よく溶かします。

7.5gは小さじ山盛り1杯程度です。

②マスクを入れて10分ほど浸け置き
パッケージにはマスク1枚とありますが、5枚くらい入れても洗浄力は変わりません。

③流水でよくすすぎ脱水
脱水は手で絞るとマスクが型崩れしてしまうので、タオルに包み込んでタオルドライします。

④形を整えて陰干しし。
私はダイソーのマスク用のハンガーを使用しています。これもマスクが型崩れしせずオススメですよ。

汚れ落ちの結果

私はマスクをするときはあまり口紅を使いません。ファンデーションの汚れならほとんど触らずにキレイに落ちました。

少し残ってしまったファンデーションはすすぎの時に軽く擦ればよく落ちます。

気になる臭いもスッキリ♪

しっかり汚れが落ちると艶も蘇った気がしますね。

落ちにくい口紅にはクレンジングオイル

ファンデーションだけならよく落ちますが、口紅は漂白剤だけでは落ちませんでした。

これは人工的にファンデーションと口紅をつけたマスクです。

右側片方にクレンジングオイルを直接つけて馴染ませます。ここで汚れは落ちていなくても大丈夫です。

先ほどと同様にマスク用漂白剤に漬け込みます。

何もしなかった方は少し口紅が残りましたが、クレンジングをオイルを馴染ませてから浸け置きしたものは、落ちにくい口紅汚れもスッキリ落ちました。

とくに擦ったりする手間もなく、ただ洗う前にクレンジングオイルをくるくると馴染ませただけです。

マスクを洗ってもなかなか口紅が落ちないという方はぜひ試してみてくださいね。

コスパは悪い?

1袋120g入り。1回の洗濯に使用するのは水1L対して7.5g。

マスクは5枚くらいは一緒に洗えるので、漂白剤1袋につき16回、80枚のマスクを洗うことができます。

コスパはマスク1枚につき1.3円ほど。安すぎるという価格ではありません。

ただ、洗浄力は抜群にいいです。

手間を考えたら激安!

最近は不織布マスクをススメられていることもあって、そんなに頻繁に布マスクを洗わないという方も多いと思います。少量で高性能な漂白剤を手軽に買えるのはいいですね。

手間なく、しっかり汚れが落とせて消臭も除菌も叶う便利な漂白剤です。

もちろん、マスク以外にタオルやYシャツも洗えます。臭いや汚れが気になるものに使ってみてください。

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「GISELe」、「ESSE」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。

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