じつはコスパも仕上がりも超優秀!無印良品で購入できる洗濯洗剤&柔軟剤
こんにちは、おうちクリーニング研究家ハナです。
シンプル好きな人から絶大な人気を誇る無印良品。
そんな無印良品から香料、着色料、蛍光増白剤、漂白剤無添加、
本当に必要な成分だけを詰め込んだ洗濯洗剤&柔軟剤が販売されているのをご存知でしょうか?
ドラッグストアでは販売されていないので、無印良品ファンの方しか目にしたことがないかもしれませんが、パッケージ、洗浄力、仕上がり、コストパフォーマンスがとても優秀。
目立たないけど縁の下の力持ち的な、じつは隠れた名品だったりするんです。
無印良品の洗濯洗剤&柔軟剤 概要
洗剤
液性:弱アルカリ性
外寸:6.8 × 6.8 × 22.2cm
容量:560ml
価格:(税込)490円
詰め替え:あり(500ml 390円)
JAN:4550182506686
成分:界面活性剤(32%、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、純石けん分(脂肪酸カリウム))、安定化剤
柔軟剤
外寸:6.8 × 6.8 × 22.2cm
容量:560ml
価格:(税込)490円
詰め替え:あり(500ml 390円)
JAN:4550182506709
成分界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩、アルキルイミダゾリン型カチオン)
人と環境に配慮したヤシの実由来の洗浄・柔軟成分
無印良品の洗剤は環境に配慮して栽培されたアブラヤシから採取されるパーム油を使用し、使ったあとは100%自然に返る素材を使っている・・・。
これは無印良品の製品に限らず、どこででもよく聞くフレーズです。
植物由来の洗剤と聞くだけで肌に優しく環境にも配慮していると勘違いしがちですが、実は違います。
下水設備が整った日本では、ちゃんと下水に流しさえすれば合成洗剤を使った排水もほぼ無害で海に流すことができますし、今時は市販されている洗剤のほとんどが植物由来の原料を使っています。
植物由来というだけで環境に配慮しているとはいえません。
では、何をもって環境に配慮していると言えるかといえば、原料になるヤシの実の生産過程にあると思うんです。
多くの洗剤が植物由来の製品を使うようになったために原料となるアブラヤシの乱獲と、広がり続けるアブラヤシ農園を作るための自然破壊が問題になっているんです。
そんなアブラヤシの生産に関する問題に配慮した製品には「RSPO認証」のマークが付けられるのですが、無印良品の商品には付けられていません。
だったら無印良品の洗剤や柔軟剤は環境に配慮していないかなと心配になった方、
安心してください!
無印良品(株式会社良品計画)としてはRSPO認証を取得はいないのですが、洗剤の制作を委託している会社が日本で初めてRSPO認証を取得した業者なのです。
なので無印良品の商品に「RSPO」マークはついてはいませんが、ヤシの栽培に際しても環境に配慮したヤシを使っているということになります。
無印良品の洗濯洗剤の洗浄力
どんなに環境に配慮した製品でも、洗浄力がよくなければ使えません。
実際に洗って確かめます。
口紅、卵、醤油、ボールペン、果汁、ソース、ミートソース、カレー、ごま油
これら9つの汚れをつけた布を洗ってみた結果がこちら。
口紅 ★★☆☆☆
卵 ★★★★☆
醤油 ★★★★★
ボールペン ★★★☆☆
果汁 ★★★☆☆
ソース ★★★★★
ミートソース★★★☆☆
カレー ★★★★☆
ごま油 ★★★★☆
45ポイント中33ポイント
市販されている洗濯洗剤22種類の液体洗剤の洗浄力を独自に検証した平均点が26.8ポイントほどなので、液体洗剤としての洗浄力はかなり優秀。
液体洗剤の中ではトップクラスです。
柔軟剤の肌触り
こちらは柔軟剤を使前のタオルのパイルの様子
こちらが使った後です。
しっかり目が揃って艶感もUPして高級感のある仕上がり。
ふんわりというよりは、スベスベした質感で肌に触れると刺激もなく気持ちがいいです。
実はコスパもいい!
本体490円(税込)、詰め替え390円(税込)と聞くと、高いなぁと思ってしまうかもしれませんが、無印良品の洗剤利用量はとても少ないです。
ドラム式洗濯機での洗濯物量2kg、縦型洗濯機での洗濯物量1.5kgの場合の洗剤使用量の目安はわずか10ml
LION「NANOX(ナノックス)」などの超コンパクト洗剤と同じくらいの使用量なんです。
3Lの水量で洗う場合の一回の洗剤コストは8.75円
ドラッグストアなどで購入できる一般的な液体洗剤の平均が12.8円(Amazon価格での算出)
一見高価にみえる無印良品の洗剤のコスパはとてもいいんです。
柔軟剤も1回のコストは同じく8.75円。
他の無香料の柔軟剤の平均コスパが9.2円だったので柔軟剤も洗剤同様コスパはとても良い。
無印良品の洗濯洗剤&柔軟剤のコストパフォーマンスは優秀!
無印良品の洗濯洗剤&柔軟剤のデメリット
とても優秀な洗剤&柔軟剤ですが、デメリットもいつくかあります。
無香料である
洗剤も柔軟剤も香りはありません。洗剤や柔軟剤で香りを楽しみたい人には不向きです。
ただ、普段から香水を使っている方は香りが混ざらずに香水の純粋な香りを楽しめますし、香りアレルギーなど、柔軟剤の強い香りが苦手な方にはむしろ大きな利点ですね。
おしゃれ着は洗えません
液性は弱アルカリ性。
ウールやシルクなどの動物性の素材を使った衣類には向きません。
販売経路が狭い
無印良品が近くにあるという人には問題ありませんが、そうでない場合は入手が難しくなります。
無印良品の商品を取り扱っているロハコでは何故か洗剤しか買えません。
無印良品のネットストアは商品の合計金額が5,000円を超えなければ送料がかかります。
【こんな人に おすすめ】
・無香料の洗剤&柔軟剤が欲しい
・無印良品の店舗が近い
・綿などの普段着の洗剤が中心
おしゃれ着は洗えませんが、蛍光剤が入っていないので、生成りの服を洗うことが多い人にはとくにおすすめです。
まとめ
洗浄力、肌触り、コストパフォーマンスに優れた洗剤&柔軟剤です。
そしてなによりも、パッケージがシンプルでかっこいい!
6.8cm×6.8mという四角い容器は棚の壁にぴったりと沿って無駄がなく、半透明のパッケージに文字だけというシンプルな佇まいはランドリーコーナーから清潔感を消してくれます。
無印の無香料洗剤や柔軟剤が気になっているけど、汚れ落ちや仕上がりが心配で躊躇しているという方はぜひ一度お試しください。