Yahoo!ニュース

私史上最速!100円ショップ「セリア」の洗濯が楽しくなる時短ピンチハンガー

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナです。

私史上最速で洗濯ものが外せるピンチハンガーを100円ショップのセリアで発見しました!

(※後日、ダイソーとキャンドゥでも発見しました)

その名も「洗濯物が一度に外せる ピンチハンガー」

小さなお子様でも洗濯物をピンチから簡単に外せるので、楽しくお手伝いしてくれること間違いなし。

ただ、使い勝手が良いかと聞かれると微妙なこともあったので、実際に使って詳しくレビューします。

洗濯物が一度に外せる ピンチハンガー 概要

名称 :洗濯物が一度に外せるピンチハンガー 10ピンチ付き

価格 :110円(税込)

サイズ:縦27 × 横42× 厚み7.5cm

素材 :本体ハンガー部:スチール、ポリエチレンコーティング / ピンチ:ポリプロピレン / バネ:鋼線

型番 :3854

製造会社:株式会社 小久保工業所

生産国:中国

JAN  :4956810238545

レトロかわいい優れもの

針金ハンガーの下部にピンチが10個付いた形状です。

どことなく昭和レトロな風貌も漂います。

白一色タイプとピンチがグレーのタイプがあります。どちらも色合いがシックなので令和のご家庭にも違和感はありません。

大容量で奥行きのあるピンチハンガーのほうが洗濯ものをたくさん干せませんが、大きくて洗濯ボールを独占してしまうんですよね・・・。

その点、このハンガーなら省スペースで小物を最大10個の小物を干すことが可能です。

マスクや靴下といった小物類を少しだけ干したいという時は、大容量のピンチハンガーを取り出すのは面倒ですもんね。

セリアのこのハンガーは省スペースで使いやすいです。

私史上最速の時短が叶うピンチハンガー

そして、ハンガーについている10個のピンチはなかなかの優れもの。

ピンチの先には滑りどめのギザギザがついていません。衣類にピンチの跡がつきにくく、うっかりピンチの跡がついてしまって洗い直しってことにはなりません。

横一列に並んだピンチには意味があります

両端からピンチを押すと、ピンチ同士が押し合って先端が開く仕組みになっています。

なので、ピンチに挟まっていた洗濯ものが一気に外れるんです。

説明ではわかりにくいと思うので、よかったら動画をご参照ください。

面白いくらい一気に外れて気持ちがいいっ。

仕事から疲れて帰ってきて、洗濯物を片付けるのにピンチを一つ一つ外すのが面倒な時が多々ありまして、そういう時はピンチハンガーのままソファーへ置いて朝まで放置コースです。

このハンガーならピンチの両端を押さえるだけです。

キレイに洗濯かごに入ると思わず笑顔が漏れちゃいます(笑)

小さいお子様でも楽しくお手伝いできると思いますよ。

このハンガーの不便な点

とっても便利で楽しいハンガーなのは間違いありませんが・・

使いやすいかと聞かれると微妙です(汗)

不便だなと感じる点も少なくはないんです。

不満その1、洗濯ものが干しにくい

先ほど、ピンチの先にギザギザの滑り止めがついていないと書きましたが、その代わりにバネが少々キツめに作られています。

テコの原理で開くので、通常だとそれほど気にならないと思うのですが、このハンガーの場合は、持ち手のところにハンガーが通っていて “つまみ部分” が狭くて開きづらい。

洗濯ものを干す時に何気に不便。

しかも隣のピンチも若干邪魔です。

隣のピンチを一緒につまむことで若干開きやすくはなりました。

不満その2、隙間が狭い

靴下を干したときに隣との間隔が狭く、晴れた日の外に干すなら問題ないですが、部屋干しなど乾きにくい場所に使うのは不向きです。

より乾きにくくなってしまうので、一対の靴下を同じピンチにとめることはおすすめできません。

ひとつひとつピンチに干すのは時間がかかってしまうなという印象。

不満その3、ヨレれる

洗濯物を干す時は、左右均等にしないと片方にヨレてしまいます。

洗濯物がヨレてくっつくと乾きにくくなり生乾き臭の原因になりますので、注意が必要です。

まとめ

【メリット】
・洗濯物を取り込むのが早くて楽しい
・ピンチのはさみ跡がつきにくい
・省スペース

【デメリット】
・ピンチが使いにくい
・干すのに時間がかかる
・隙間が狭く部屋干しだと乾きにくい

いろいろと不満も書いてしまいましたが、ピンチ全部を使わずに一個置きに干すと狭い問題も解決しますし、洗濯物を外す作業の楽しさは格別です。

外して洗濯かごに入れる作業は子供たちとってはゲーム感覚で楽しい作業になると思います。

税込110円なので、試してみるには良いお値段。

子供たちにお手伝い習慣をつけるという点では、良い商品なのではないでしょうか?

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「GISELe」、「ESSE」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。

ハナの最近の記事