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無印良品を超えた!防弾ガラスにも使われる最強グッズがSeriaで110円

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。

プラスチックのピンチ(洗濯バサミ)をつまんだ瞬間に突然パキッと折れて驚いたことはありませんか?

私は『ピンチ爆弾』と呼んで恐れています。

これは、ピンチの材質であるプラスチック(ポリプロピレン、ポリエチレン)が紫外線や雨風により劣化したことで起こります。

だけど100円ショップ「セリア」には通常のプラスチックよりも耐久性があり、なんと防弾ガラスにも使われるようなすごい材料を使った最強のピンチが販売されているんです。

もうね、ピンチ爆弾を恐れなくていいんです。

その最強ピンチの名はポリカーボネートピンチ

ポリカーボネートピンチの概要

名称 :ポリカーボネートダブル竿ピンチ

価格 :税込110円(3個入り)

サイズ:全長約10cm

重さ :1個19.1g

素材 :ポリカーボネート(本体)、鋼線(バネ)

生産国:中国

製造元:株式会社 フジサキ

JAN  :4936181507730

私が愛用しているピンチはこのタイプ。

風で動かないようにハンガーを洗濯ポール(竿)に固定したり、タオルをふたつ同時に挟めてたりと小さいピンチよりも使い勝手がいいんです。

ポリカーボネート製のピンチは3個で110円

同じタイプのピンチの場合、PP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)製なら10個で110円で購入できるのでけっして安くはないんですけどね

ポリカーボネートはPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)よりも衝撃や紫外線にも強く、-40~125度と使用温度が幅広いので四季のある日本の室外でも劣化しにくい性質があります。

燃やしても有毒ガスがでないのでゴミに出すときも安心。

ちなみにポリカーボネートのピンチを使い始めて3年くらいになりますが(当時は100円ショップにはなかった)、未だ捨てるほど劣化したものは1つもありません。

耐久性だけでなく使い勝手もすばらしい

耐久性だけならステンレスのピンチもあります。

私も小さなピンチはステンレスを使っているんですが、ステンレスの 竿ピンチは選ぶほど種類がなくて少々高価。

最近見つけて購入したステンレス製はハサミ部分の先端に折り返しがあり、ここにタオルの繊維が引っかかって、残念ながら使うたびにストレスでしかなかったです。

その点、セリアで購入したポリカーボネートピンチは引っかかりもなく、何よりもサイズ感が完璧!

下は100円ショップで売っている一般的な10個110円のピンチなんですが、セリアのポリカーボネートピンチはひとまわり大きいんです。

バスタオルを2枚同時に挟んでも安定感があり強風でもびくともしません。

このサイズ感はとても重要で、他のポリカーボネートピンチと比べてもセリアは本当に優秀!

セリアのピンチは無印良品超え

これ全部ポリカーボネート製のダブルピンチです。

左からダイソー、無印良品、セリア

風でハンガーが移動しないようにピンチで固定することがよくあると思うんですが、フックの太いハンガーを使うと挟みきれないことが多々あります。

多少の風だったら大丈夫ですが、強風だと動いたり落ちたりしちゃうんですよね(泣)

ダイソーのピンチは比較的しっかり掴めていますが、若干挟む力が弱いのが残念

セリアのピンチはホールド力が強い

セリアのピンチはしっかりハンガーと洗濯ポールを挟み込んでホールドできてます。

じつは、以前は無印良品のピンチを使っていたんですが、セリアのほうが価格も安くてしっかりしていて、完全に心変わりしてしまいました

セリアピンチのデメリット

ただね、セリアのピンチはホールド力が強い分、ふんわりとした素材の衣類を挟んだ場合は跡がつきやすいです。

跡をつけたくない衣類は、強度は落ちますがダイソーの商品を使う方がいいかもしれません。

無印良品のピンチもデザイン的にはシンプルで大好きなんですけどね・・・

お好みで選んでみてください

ポリカーボネートピンチ まとめ

高価なイメージしかなかったポリカーボネート製のピンチを100円ショップで見つけた時は、うれしかったです。

税込110円だし、どうかなぁと試しに1袋買って帰って使い勝手が良すぎて、翌日には追加で3セット買いましたから!

3つ110円とピンチとしてはけっして安くはありませんが、

・挟む力が弱い
・劣化して割れる
・ポップな色合いで安っぽくみえる
・突然割れて怖い

そんなピンチに関するストレスを軽減してくれるよい商品です。私は買ってよかったです。

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「GISELe」、「ESSE」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。

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