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【ダイソー】デメリットをメリットに変える!その手があったのかと膝を叩いたアイデアグッズ

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

デメリットをメリットに変えるなんて、言葉にするのは簡単ですが、実際にはなかなか難しいですよね。でも、今までとはまったく違う逆転の発想で、面倒な洗濯を楽しく変えてくれる、そんなアイデア光る洗濯グッズを発見しました。

それが、ダイソーで見つけた「スタンプ 洗濯クリップ」です。今回はこの商品のレビューをお届けします。

ダイソー 『スタンプ 洗濯クリップ』の概要

名称 :スタンプ 洗濯クリップ6P(肉球柄)

価格 :110円(税込)

サイズ:幅2.4× 奥行6.0 × 高3.0cm

素材 :本体/ABS樹脂、バネ/スチール

容量 :6本入り

生産国:日本

型番 :SP-303

JAN :4580084523030

パッケージ裏に「ダイソー」のクレジットがないので、ダイソーの専売品ではなさそうです。私はダイソーで見つけましたが、他の100円ショップでも販売されている可能性大です。

猫の手の形をしたこのクリップ、じつはただ可愛い形なだけの洗濯クリップではないんです。

商品の裏面に書かれていた「どうせ付くなら、可愛い跡で見つけた時の喜びを」というキャッチフレーズ。これがどういうことなのかといえば

洗濯クリップ(洗濯バサミ)を使うと挟んだ洗濯物にクリップ跡が付くのは残念ながら避けられません。なので洗濯物を挟んだ時にその跡が目立たないように先端が柔らかいラバーになっていたり、力を分散させるようにフラットになっていたりと様々な創意工夫がされてきた訳です。

そんな洗濯クリップ跡を可愛くてして積極的に付けていこうというのが「スタンプ 洗濯クリップ」の新しさなのです。まさにデメリットをメリットに変える新発想!

「スタンプ洗濯クリップ」の先端は肉球型の凸凹になっていて、しっかりと噛み合うようになっています。そのことで、洗濯物にしっかり跡を付けられるという仕組みです。

しっかりと跡を残すべく、バネも強くしっかり挟めるようになっているんです。これはさぞかし可愛い肉球跡が付くんじゃないかと期待が膨らみます。

では実際に洗濯物を挟んでみます。

本当に肉球跡が付くのかやってみた

では、しっかり洗濯クリップ跡が付くのか、試してみたいと思います。

タオルやトレーナーの他に、ベロア、コーディロイなど、普段だったら洗濯バサミを使うのは御法度な “クリップ跡が付きやすい” 素材にあえて洗濯クリップを挟んで干してみました。

洗濯クリップ跡が付きますようにと祈るような気分で洗濯物を干したのは初めてです。

スタンプ洗濯クリップを使った結果

実際に試してみた結果、毛足の長い素材は毛が寝ただけで肉球が判別できないような状態になっていました。ポリエステルやアクリルなどのシワがつきにくい素材は残念ながら肉球跡を付けることはできませんでした。

綿のコーディロイ素材は薄っら跡が残っています。

綿素材のタオルやトレーナーにはしっかり肉球跡が付いてくれました。これはかなり可愛いです。洗濯クリップを外して肉球跡を見つけた時になんともいえないほっこりした暖かい気持ちになりました。ポリエステルやアクリルなどの化学繊維よりも薄手の綿素材のほうがしっかりスタンプ跡が付くようです。

もっとくっきり肉球跡を付けたい場合はスプレー洗濯ノリのキーピングなどをスプレーしてから洗濯クリップで挟むとぷっくりと立体的に跡が付きます。

ダイソー スタンプ洗濯クリップのまとめ

洗濯クリップの跡が残るのは今までデメリットでしかありませんでした。だけどダイソーの『スタンプ洗濯クリップ』は、今までの洗濯クリップとは全く違う発想で、洗濯バサミの跡を可愛い「肉球型」にしてくれるアイデアグッズです。

「スタンプ洗濯クリップ」を使うと、想像していたよりもしっかり肉球がスタンプされて、洗濯という作業も楽しくなります。

色々な素材で試した結果、肉球跡が付きやすいのは綿の素材でした。洗濯物に可愛い肉球後を付けてみてくださいね。

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「GISELe」、「ESSE」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。

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