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整理収納アドバイザーが見た!「片付かない家に置いてあるモノ」BEST3

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整理収納アドバイザーのhanaです。片付けが進まない、すぐリバウンドする…そんな経験はありませんか?実は「片付かない家」に置いてある「共通のモノ」があり、それが片付けの妨げになっていることがあります。今回は、そのBEST3を紹介しますので、ぜひチェックしながら読んでみてくださいね。

1、大量の紙袋

片付かない家に置いてあるモノ1つ目は、「大量の紙袋」。

大・中・小、さまざまなサイズの紙袋。「何かに使えそう!」「捨てるのが勿体ない…」などと取っているうちに、いつの間にか大量にたまっていませんか?

整理収納サポートでも、大量の紙袋で収納スペースの一角が占領されているお客様がよくいらっしゃいます。

もちろん、ある程度の量は持っていて大丈夫。でも、実際に使っている数よりも明らかに多く持っているならば、それは持ちすぎです。

紙袋は、暮らしの中で何に使いたいかをイメージして、残す量を決めるのがおすすめ。例えば、プレゼントで使いたいなら小サイズが5~6枚。たまに使う中・大サイズは2~3枚ずつなど。

数や範囲を決めて、普段からため込まないように意識することが大切です。

2、多すぎる消耗品ストック

片付かない家に置いてあるモノ2つ目は、「多すぎる消耗品ストック」。

整理収納サポートに伺ったおうちに、高確率で置いてあるのが紙コップやストロー、電池、レジ袋、衛生用品など、大量の消耗品ストックです。

適正量で管理できていれば問題ありませんが、多すぎるストックは収納を占有します。

また、多すぎて1か所に置けなくなると、ストックの状況を把握できなくなり、同じモノをまた買ってきてしまう…という悪循環になりがち。これでは、片付けが進みませんよね。

「ストックの数や範囲を決める」「全部使い切ってから買う」など、増えすぎないルールを決めるのが片付けやすくなるコツです。

3、使い切れない洗剤や掃除グッズ

片付かない家に置いてあるモノ3つ目は、「使い切れない洗剤や掃除グッズ」。

整理収納サポートに伺うと、洗面所やキッチンなどから、たくさんの洗剤や掃除グッズが出てくることがあります。開封済みの同じ洗剤が複数個出てくることも…。

たくさん持っていても、使っていなければ、収納スペースが圧迫されるだけ。モノがあふれて片付きません。

効きそうな洗剤や便利そうな掃除グッズをみつけると、試したくなる気持ちは分かります。でも、買う前に使いこなせるかどうかの見極めが肝心。

また、持っている洗剤や掃除グッズは、あちこち置かずに1か所にまとめておくことで、重複買いを防げます。さらに、できるだけ多用途で使える洗剤を選び、管理数を減らすことも、片付けしやすくするポイントです。

片付いている家は、モノを「厳選」&「見える化」している!

今回は、筆者の整理収納サポートの経験から「片付かない家に置いてあるモノ」BEST3を紹介しました。

「大量の紙袋」「多すぎる消耗品ストック」「使い切れない洗剤や掃除グッズ」、これらに共通しているのは、モノが収納スペースを圧迫し、見えない状態なっていること。何がどれくらいあるか管理できていない状態では、片付けはうまくいきません。

逆に、いつも片付いている家は、モノを「厳選」&「見える化」しています。すべてのモノが把握できる状態になっているから、片付けしやすく、キレイな状態をキープできるんですね。

みなさまのお家は、いかがですか?もし、片付いた家にしたい!と思うなら、まずはモノを「厳選」&「見える化」することが大事。モノを減らすのは大変な作業ですが、一度しっかり向き合うと、だんだんと自分が管理できる量が分かってきますよ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

整理収納アドバイザー

【暮らしを楽しむ】がテーマの整理収納アドバイザー。使い勝手や時短だけではなく、スッキリとした見た目も兼ね備えた収納アイデアが得意。整理収納訪問サポートを中心に、セミナー、記事執筆、Instagramなどで暮らしに役立つ情報や片付けのコツを楽しく発信中。神奈川県川崎市在住で2児のママ。

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