ひと昔前のキャンプといえばコールマンにキャプテンスタッグといったブランドが定番だったのですが、最近ではそういった有名ブランドだけではなく、ガレージブランドと呼ばれる個性的なキャンプギアもたくさん目につくようになりました。
キャンプそのものの楽しさにプラスしてお気に入りの道具を集め、使う楽しさが加わったことで、より上質な時間を過ごす人も増えて来たのではないでしょうか？

今回は、そんな個性的なガレージブランドを中心に扱うアウトドアショップ「FIKA（フィーカ）」さんに、ラジオ番組のレギュラーや多くのイベントに出演し、ヒットチャート入りも連発する高校生ギタリストの馬場美夕さんとお邪魔してきました。実は美夕さん自身もキャンプ大好き女子とのことで、おすすめのお店なんだそうです。

香川大学医学部の近く、高松市前田東にある「FIKA（フィーカ）」さん。去年7月にオープンしたばかりなのに、公式Instagramのフォロワー数が早くも5,000件を超えるマニア垂涎のお店です。

店内にお邪魔すると、オーナーさんが自らセレクトしたというキャンプギアがずらりと並んでいます。

実際のキャンプサイトのようにテーブルやチェアーが展示されているコーナーもあって、商品によっては使い心地などを疑似体験できたりもします。

オーナーさんのセレクトの基準はインテリアとしても使えるデザイン性の高いもの。SNSなどで気になった商品を見かけたら直接メーカーに連絡し、取り寄せているそうです。

確かにキャンプの時だけでなく普段使いにも良さそうなものや、思わずインテリアとして飾っておきたいデザイン性の高いものばかり。

調理器具やランタン、テーブルなど、どの商品も道具としてのいいモノ感が漂う個性的なもので、長く使えば使うほど愛着が湧いてきそうです。

ちなみに一番人気の商品をお聞きすると、こちらの「BELKROOT BOTAN」というランプシェードだそうです。デザイン性に優れ、夜のキャンプサイトを柔らかい光で包んでくれそう。

馬場美夕さんに気になる商品を聞いてみたら、意外にもこんな商品を選んでくれました。

えっ、中華せいろ？

正直、この発想はなかった…　でも、屋外でギョーザやシュウマイをみんなで餡から作って蒸して食べたらめっちゃ楽しそう。せいろそのものも雰囲気あっていいですよね。

ちなみに僕が気になったのはこのアイロンストーブ。いいなぁ～なんて眺めてたら、オーナーさんがマッチで火をつけてくれました。

元々は鉄のアイロンを温めるためのものですが、最近ではランタンや調理器具としてキャンプシーンで注目を集めているそうです。本品は、キャンプ用途に使いやすくアップデートされたものとのことですが、なんだか小さな暖炉のようでいつまでも眺めていたいと思いました。実はこういう鉄の道具的な造形に弱いんですよね。

他にもちょっとそこに置いておくだけで幸せな気分になれそうなキャンプギアがたくさん販売されていました。アウトドアを趣味にする人もそうでない人も楽しめるお店なので、ちょこっと立ち寄られてはいかがでしょうか。

馬場美夕（ばば みゆ）/ X @miyuguitars