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【思わず中二病が発動?】響きがカッコ良すぎるドイツ語・8選

原田ゆきひろ歴史・文化ライター

~クライス、~シュテールン。

・・日常の何気ないコトバから専門用語まで、やたらカッコ良く聞こえるドイツ語。

今や人気アニメやゲームにも、取り入れられることが多いです。

そこで今回は、そんな中でもさらに選りすぐり!

口にするだけで、思わずドヤ顔してしまいそうなドイツ語、8をお届けします。

この芸術的ともいえる見事さ、ぜひ堪能していただければ幸いです。

①【掃除機=シュタウプザウカー(Staubsauger)】

※休日、部屋で寝っころがっている夫に

“シュタウプザウカー”かけるから、よけて!」

・・なんか必殺技みたいなもので、消滅させられそうです。

②【幼稚園=キンダーガルテン(Kindergarten)】

※「わたしキンダーガルテンで、色々なこと教えてもらってるの!」

・・なんて3歳児くらいが口にしたら。

なんだか魔法の学校にでも、通っているみたいな響きに聞こえます。

③【魔法陣=ツァウバークライス(Zauberkreis )】

④【宝石=エーデルシュタイン(Edelstein) 】

※「ツァウバークライスを展開する!」「心のエーデルシュタイン」 ・・みたいなセリフをドヤ顔で口にすると、

それだけで、中二病が発動してしまいそうな破壊力!

⑤【スピード違反=ゲシュヴィンディッヒカイツユーバーシュライトゥング(Geschwindigkeitsüberschreitung) 】

※「さいきん“ゲシュヴィンディッヒカイツユーバーシュライトゥング”の取り締まり、厳しくないか?」

「ほんと。警察も“ゲシュヴィンディッヒカイツユーバーシュライトゥング”ばっかりじゃなくて、もっと巨悪を捕まえてほしいよな」

⑥【ボールペン=クーゲルシュライバー(Kugelschreiber)】

※「すまないが、 クーゲルシュライバーを、取ってくれないか?」。

さながら伝説の武器かなにかのような、響き。

今までの敵とは、あきらかに次元が違う!

こちらもすべてのチカラを、解放せねば。

⑦【買い物かご=アインカウフスヴァーゲン(Einkaufswagen)】

※いつものスーパーではなく、いかにもファンタジーに出て来る、

中世ヨーロッパ風の街で、アイテムや防具を買っています。

⑧【すみません=エントシュルディグング(Entschuldigung)】

※頭を下げるときは、胸を張ってひとこと「エントシュルディグング!」

その格調高い響きに、相手も思わず許してしまうかもしれません。

それにしてもドイツ語は、ほかの言語にも増して、

何故これほどカッコ良く聞こえるのでしょうか?

それには、おもに3つの要素があると思われます。

①単語ごとに区切って発音するので、力強い響きになる。

②長い単語が多い。

※日本語でも・・たとえば『神聖ローマ帝国』や『仙台育英高校』みたいな長めの名称は、

なんとなく重みがあり、カッコ良く感じてしまいます。

③『ü』のような“ウムラウト”と呼ばれる特殊文字があり、同じアルファベットでも英語とは一味違った、独特の響きがある。

以上の要素があると考えられますが、この格調たかい雰囲気には、やはり自然と心惹かれてしまいます。

あなたも是非、折に触れて、イロイロなドイツ語を味わって見て下さい。

ここまでお読みお頂き、ありがとうございました。

歴史・文化ライター

■東京都在住■文化・歴史ライター/取材記者■社会福祉士■古今東西のあらゆる人・モノ・コトを読み解き、分かりやすい表現で書き綴る。趣味は環境音や、世界中の音楽データを集めて聴くこと。鬼滅の刃とドラゴンボールZが大好き■著書『アマゾン川が教えてくれた人生を面白く過ごすための10の人生観』

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