愛知県内には本格的なアメリカンスタイルのダイナーが多く存在しますが、今回訪問したのは、過去に「食べログ百名店」にも選出されたことがある名古屋市内の人気店！2011年のオープン以降、ハンバーガー好き、アメリカンダイナー好きの中でどんどん知名度を上げている「BIGBEN DINER」さんへ、今回は足を運んでみました。

「BIGBEN DINER」ってどんなお店？

「BIGBEN DINER」さんがお店を構えるのは、西区比良。最寄り駅は城北線比良駅ですが、電車の運行本数が少なくお店までの距離もあるため、自家用車かバスを利用して訪問することをおすすめします。駐車場は店舗の裏手にあり、平日は割と空いているためすんなりと駐車することができました。ちなみに、店名にある「BIGBEN」はイギリス・ロンドンにある時計塔「Big Ben」ではなく、オーナーの名前「勉（つとむ）」を音読みにしたものが由来となっています。

白い壁にたくさんのネオンサインやポップが掲示された店内には、本場アメリカのダイナーを彷彿させるビビッドでポップな家具が配置されています。赤で統一されたソファーやチェアは、オレンジ＆ホワイトの市松模様の床と相性抜群。このインテリアセンスは、実際に渡米し本場のアメリカンダイナーで学んだ店主だからこそのこだわりなのでしょう。

カウンターには、アメリカビールの代表格「Budweiser」のボトルがデザインされたユニークなデザインのスツールが置かれています。

ちょっぴりレトロなカラーが揃ったプレートやココットは、重ねて置いてあるだけでおしゃれに見えますね！

オーナーはバイク好きとしても知られ、店内には今にも走り出しそうな立派なバイクが展示されています。オーナーとのライダートークを楽しみに訪れるお客さんも多く、時にはバイク仲間が集まり交流を深める姿を見ることができます。

アメリカナイズな雰囲気を楽しめるドリンク「ドクターペッパー」

店内を見せてもらっていたときに見つけたのは、ラックに積み上げられた「ドクターペッパー」の缶。アメリカンダイナーの定番ドリンクですが、日本で取り扱っているお店は案外多くないというのが現状です。

せっかくなので、今回はさらに希少な「ドクターペッパー チェリー」を飲んでみることにしました。ミックスフルーツのようなフレーバーの中により強くアメリカンチェリーの風味を感じる甘さ強めの炭酸飲料は、ハマる人にはどハマりしてしまう、アメリカンスイーツのようなジャンキーな味わいです。

自慢のバーガーをいざ実食

この日は友人と2人でお店を訪れていたので、それぞれ気になるバーガーをひとつずつオーダーすることにしました。

友人がオーダーした「BIGBENバーガー」は、通常のハンバーガーのおよそ2倍のボリューム！あまりにも大きいので、女性でこれを完食できる人は1年に1～2人程度なのだとか。付け合わせにサラダをチョイスし、女性の手にはちょっと大きすぎるビッグサイズのバーガーを食べ始めた友人。パティも野菜も2倍量のバーガーをぐんぐん食べ進めて無事完食し、「数少ない女性の完食者になった！」と満足気な表情を浮かべていました。

筆者は女性人気No.1の「エメラルドチーズバーガー」をオーダー。完熟アボカドとチーズのクリーミーさがたまらない、とても濃厚な味わいを楽しめます。オニオンたっぷりのBBQソースとアボカドの相性も抜群で、ひと口ほおばると止まらなくなりそうなくせになる美味しさでした。

自宅でオリジナルバーガーを作ろう！自家製バンズも販売中

カウンターの上には2サイズの自家製のバンズが並んでいて、こちらは1個から購入することが可能。好きな具材を挟んで、家に帰ってからも「BIGBEN DINER」オリジナルの香ばしいバンズを楽しむことができますよ！こちらもぜひ注目してください。

「BIGBEN DINER」の詳細情報

創業から10年を過ぎても日々邁進し続ける「名店」

アメリカへ渡り本場のアメリカンダイナー勤務を経験し、複数の有名ダイナーで修業をしてきた集大成がいまここに！創業から10年以上の月日が流れても妥協することなく営業を続けてきた「BIGBEN DINER」さんのファンは日を増すごとに多くなり、（良い意味で）腰が低く気さくなオーナーの人柄を愛して会いに行く人も少なくありません。ぜひみなさんも、一度お店へ足を運んでみてください。きっと、美味しくボリュームたっぷりなバーガーとオーナーの人柄の虜になることでしょう。