以前よりも人気は落ち着いてきたものの、まだまだ勢いが止まらない“韓国ブーム”。この日訪れた「달카페 dal cafe（以下、dal cafe）」さんは、韓国ドラマさながらの本格韓国フードが揃った、韓流好きにはたまらないカフェ！シンプルな中にセンスを感じるお店のインテリアにも注目です！

「dal cafe」ってどんなお店？

山梨県甲府市の市街地にある「dal cafe」さん。JR甲府駅からは歩いて15分ほどの旧甲州街道沿いにあり、周辺に商店が並ぶ落ち着いた雰囲気の立地が魅力です。

店内のインテリアはほぼ白で統一。ところどころに散りばめられたハングルのオブジェが韓流好きの心を揺さぶります。筆者自身はそこまで韓国が好きというわけではなく、韓流ブームに乗れないままこれまで過ごしてきたのですが、シンプルで統一感のあるお店の雰囲気にはどこか惹かれるものがありました。

カフェスペースの余白には、これまた可愛い韓国雑貨が配置されています。「モノトーン×ハングルの破壊力はやばい」と、韓流好きを公言していた後輩が以前言っていたように、オーソドックスなデザインのはずなのに魅力を感じるおしゃれな雑貨に思わず注目してしまいます。おしゃれなこの一角は、フォトスポットとして利用できそうですね！

韓国カフェならではのドリンク＆スイーツがずらり

カウンター上のショーケースには、ハングルのパッケージが目を惹く缶入りドリンクや可愛らしいデザインのトゥンカロンが並んでいました。

トゥンカロンのメニューを眺めていると、店長さんから特別なサービスが！取材のための商品撮影に加え、人気の「ダブルチョコレート」のトゥンカロンを試食させていただきました。ビタースイートなチョコづくしのトゥンカロンは、韓国スイーツ好きの女性だけでなく、男性にも評判が良さそうな大人の甘さ。フランス発祥のマカロンよりもクリームがたっぷりで可愛いデコレーションが施されたトゥンカロンは、ぷっくりとしたフォルムと可愛い見た目が相まって写真映え抜群！お店で提供されているトゥンカロンのラインアップは日によって変わるため、その日のラインアップは直接店頭で確認してくださいね！

韓国の伝統菓子をトレンドスタイルで初実食

訪問したのはお昼ごろ。ランチを食べるほどお腹は空いていなかったので、今回はスイーツとドリンクをいただくことにしました。

韓国スイーツの代表格として知名度が上がっている「クロッフル」。クロワッサン生地のワッフルにチーズとキャラメルソースが乗った甘じょっぱいフレーバーが気になり、韓国の伝統菓子「薬菓（ヤックァ）」を使った「チーズヤックァ」をオーダーしてみました。初めて食べた薬菓は想像していたよりもしっとりしていて、バターが香る焼きたてクロッフルとの相性も抜群！小ぶりな見た目ですが、クロワッサン生地を1個分そのままワッフルのように焼いているため、食べごたえもそこそこ感じられます。

クロッフルのおともに選んだ「レモネード」は、赤、黄、緑、青、紫の5色から見た目の色をチョイスOK。まんまるな球体グラスに入ったドリンクは色あざやかなグラデーションを描き、写真映えも抜群です。

今回は、他のお店ではあまり見かけることのない「紫」のレモネードをオーダー。輪切りレモンのイエローが差し色となって、とてもフォトジェニックで美しい見た目に大満足です。ドリンク自体の味わいは思っていたよりも甘く、炭酸のすっきり感が加わることでちょうどいいさわやかさに。

今回はスイーツとドリンクのみいただきましたが、キンパやトッポギ、ラーメンなどの食事メニューも豊富にそろっています。クロッフルとレモネードを楽しんでいると、ここでまた店長さんからのサービスが。特別に、ランチセットについてくる「キンパ」も少しだけ味見させていただきました。ひと口頬張ればごま油の香りが口いっぱいに広がる、食べているうちにやみつきになりそうな韓国の名物寿司。ぜひ、その美味しさを体感してみてください。

「dal cafe」の詳細情報

韓国ドラマを再現したランチにも注目

お店をあとにするときに気付いたこと。それは、「dal cafe」さんのランチは本場韓国の食卓を参考に、韓流ドラマに出てくるような風景を演出するため、使用食材や食器にこだわって料理を提供しているということ。次回訪問時はお腹を空かせていき、本場韓国の雰囲気を楽しめるこだわりランチを食べてみたいと思っています。みなさんも韓国の食卓の味を体感しに、「dal cafe」さんへ足を運んでみてくださいね！