駅至近の好立地!2つの味を一度に楽しめるクリームソーダが人気な、昭和のノスタルジーを感じられる喫茶店
昭和の時代はまちのどこにでもあった喫茶店。しかし現在は、カフェチェーンやファミリーレストランの台頭によってその数を減らし、昔ながらの営業スタイルを貫いているお店はかなり少なくなりました。今回訪れた「喫茶さくら」さんは、昭和の時代から変わらずまちの人たちの休息の場となっているお店。全国でも珍しいペアグラスを使ったクリームソーダを目当てに、友人とともにさっそく足を運んでみました。
「喫茶さくら」ってどんなお店?
「喫茶さくら」さんがあるのは、東京メトロ東西線浦安駅のそば。駅前の商店街にあるこの喫茶店は、今でもたくさんの老若男女が集う人気のお店です。
アイボリーの皮張りソファーやスツールが並ぶお店の中は、どこかノスタルジーを感じる“The 喫茶店”という雰囲気。広いウィンドウにかけられたレースカーテンやフェイクプラントのパーティションに昭和の残り香を感じます。一見変哲のないまちの喫茶店ですが、最近はSNS世代の若者を中心に「喫茶さくら」さんがとても注目されているのです。では、その理由はどこにあるのでしょう?
希少グラスで提供される「ダブルクリームソーダ」
写真映えする見た目とどこかレトロな雰囲気。まさに“レトロ映え”な1杯を楽しむことができる「ダブルクリームソーダ」は、「喫茶さくら」さんの人気商品のひとつ。セパレートのグラスは昭和の時代に活躍していたそうですが、今では全国的にもとても珍しいものとなっています。筆者の知る限りでは、現役でこのグラスを使っているお店は全国で20店舗ほど。希少価値の高いグラスにお目にかかる絶好の機会なので、ぜひオーダーしてみてください。
いちごとメロンのクリームソーダを一度に楽しむことができる贅沢ドリンクには、味が混ざってしまわないよう、それぞれにストローが差し込まれています。ディッシャーを使わずスプーンでくり抜いたアイスクリームは、不揃いでいびつなフォルムがとても個性的!今回は夕方の訪問で陽が落ちていたこと、窓側の席が埋まっていたため写真ではわかりにくいのですが、窓際席でグラスを自然光に透かすととても綺麗で、写真映えする定番の撮影スタイルとしてSNSでその姿を見ることができます。
パフェやサンデーにはアイスクリームがたっぷり
同伴した友人は「チョコレートサンデー」をオーダー。アイスクリームとホイップクリームがたっぷりの甘~いデザートは、コーヒーのおともにもぴったりです。トッピングのカラーチョコスプレーやアデリアレトロの器のデザインも可愛らしく、レトロな雰囲気をたっぷりと感じられる演出が老若男女の心をつかんで離さないのでしょう。
「喫茶さくら」の詳細情報
【住所】千葉県浦安市北栄1丁目15-6
【電話番号】047-352-5202
【営業時間】13時00分~18時00分
【定休日】不定休
【公式サイト/SNS】Instagram
昭和時代のノスタルジーを感じられるまちの喫茶店
昭和世代には懐かしく、平成生まれの若者には目新しく感じられる純喫茶は、昨今のレトロブームも相まって再注目を浴びています。昔ながらの喫茶店にトレンドスタイルを取り入れた“ネオレトロ”スタイルは、新旧の魅力を上手に利用した令和時代のレトロスタイル。古き良き時代の魅力とスタイルとSNS世代に刺さるネオレトロ感を兼ね備えた「喫茶さくら」さんへ、みなさんも足を運んでみてくださいね!