開店直後に即満席!2023年12月オープン!老舗コーヒー店が運営する話題の喫茶室のあんバタートースト
昭和の時代から営業を続ける、いわば“老舗”と呼ばれる営業期間の長い喫茶店が多い名古屋。その中には、平成、令和と時代の移り変わりに合わせて営業スタイルをリニューアルしたお店もあります。今回訪れた「イトウ珈琲喫茶室」さんは、以前は焙煎所&豆販売店として営業していたお店の一部をテイクアウトも可能なカフェにリニューアル。SNSを中心に話題となっている新店へ、さっそく足を運んでみました。
「イトウ珈琲喫茶室」ってどんなお店?
昭和26年(1951年)、名古屋市東区泉に開業した「イトウコーヒー」さん。かつて豆販売店として営業していた店舗へ喫茶店と勘違いして訪問する人が多く、「ここでコーヒーを飲めたらいいのに」というお客さんの要望に応えて新業態として2023年12月オープンしたのが、この日訪問した「イトウ珈琲喫茶室」です。
本店に隣接したこのカフェの外壁にはお店のロゴがあります。店舗名だけでなく創業年も入ったこのオブジェは、シンプルながらも目を惹くデザインとなっています。
この日はうっかりお店の開店時間を勘違いし、オープンの3分前にお店へ到着。店前で待機しているとお店の方が気づいてくれて早めに入店させてもらえたので、1番乗りでオーダーを済ませることができました。しかし、注文するものを迷っていると、開店時間を過ぎてから続々とお客さんがやってきます。10数人分あるカフェスペースのテーブルは、あっという間に埋まってしまいました。
店内の壁面はコンクリート打ちっぱなし。飾り気のないシンプルな面が多い印象です。その理由は、天井から釣り下がるモビールの存在にありました。デザイナー特注の、店舗ロゴがゆらゆら揺れるデザインのモビールは空調の気流によって揺れ、何もない壁にユニークなシルエットを投影します。
またお店の一角には、かつて焙煎所で使用されていたコーヒーの焙煎機を配置。今ではあまり見かけることがなくなったローストマシンは、インダストリアルな空間に馴染みつつも、創業時からの歴史を感じさせてくれるキーアイテムとなっています。
ミニサイズで可愛い!人気のあんバタートーストを実食
「イトウ珈琲喫茶室」さんの人気商品は、名古屋名物のひとつとして、また近年は甘じょっぱい味とフォトジェニックなその見た目に注目が集まっている「あんバタートースト」。もうひとつの人気商品「たまごトースト」と迷ったのですが、今回は話題性を重視して「あんバタートースト」を選びました。
2枚のトーストはいずれも、ワンハンドに収まる小さめサイズ。とろ~り溶けたバターの絵面がとても美味しそうですよね!あんこの甘さはほどよく、大きめのブロックバターの塩味と相まってくせになる甘じょっばさを実感できます。
コーヒーはもちろん、「イトウコーヒー」の自家焙煎。今回はアイスコーヒーを選んだので、ロゴ入りのコースターとともに提供されました。ガラステーブルの下にはコーヒー豆が敷き詰められているので、白いロゴ入りコースターを挟むことでコーヒーがよく映えます。
手軽に食べられるクッキーやどら焼きも販売
朝ごはんを兼ねて今回はトーストをオーダーしましたが、店頭ではコーヒーと相性のいいお菓子も販売しています。旧店舗名のロゴが入った「どら焼き」は手頃に小腹満たしが叶うおすすめ商品。あんバタートーストのあんこがとても美味しかったので、どら焼きの美味しさにも期待ができそうです。
ロゴ入りのオリジナルグッズにも注目
お店入口付近に置かれたシェルフには、パッケージングされたコーヒー豆やオリジナルデザインのカップ、コーヒーミルなどが飾られています。一部商品はその場で購入することができるので、ぜひチェックしてくださいね!
「イトウ珈琲喫茶室」の詳細情報
昭和の時代から愛されている美味しいコーヒーを飲みに行こう
朝ごはんを食べたあとは、そのままここで少し作業をさせてもらうことに。一部のテーブル席では電源の利用が可能なので、お店の方に断ってパソコン作業をさせてもらいました。自家焙煎の美味しいコーヒーを飲みながらの仕事は、いつもより快適で進捗も良好!ぜひみなさんも、「イトウ珈琲喫茶室」さんへ美味しいコーヒーを飲みに行ってみてはいかがでしょうか?