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これから流行るかも!?こんがり焼き色のついた油揚げが香ばしい、宝塚大劇場そばで見つけた絶品いなり寿司

はらぺこえりむし旅するグルメライター/カフェマニア

ファッションやサブカルチャーなどと同じように、その時期ごとに流行がある「グルメ」というジャンル。2024年に入ってから見かける機会が多くなったもののひとつに「いなり寿司」があります。これから流行るかもしれない、いま注目が高まるいなり寿司を販売する専門店を、先日観光の途中で見かけました。そのお店は、兵庫県宝塚市に2023年5月にオープンした「きつねのひとくち」さん。タカラジェンヌや歌劇団のファンも通うという話題のお店で、こんがりと焼き色のついた見た目が香ばしい、お店自慢のいなり寿司を堪能してきました。

「きつねのひとくち」ってどんなお店?

「きつねのひとくち」さんがお店を構えるのは、兵庫県宝塚市武庫川町。JRと阪急の宝塚駅と、阪急今津線宝塚南口駅のちょうど中間くらいの場所にあり、お店のすぐ隣には宝塚大劇場があります。お店の外観は喫茶店や菓子店のような、どこか可愛らしくモダンな雰囲気。外から見ただけでは、ここがいなり寿司の専門店であることに気付けないかもしれません。しかし、宝塚大劇場や音楽学校が至近距離にあるため、まだオープンから1年足らずではありますが、同店はさっそく宝塚歌劇団の関係者やファンの中で話題となっている様子。

店舗1階はテイクアウトを含めたオーダー専用のフロアとなっています。テイクアウト時は店内でオーダーするか、お店の入口横の専用窓が開いているときはそちらで注文OK!店舗2階は喫茶店のような可愛らしい雰囲気のイートインスペースとなっています。

こんがり焼き色のついた食欲そそるいなり寿司を堪能

まずは定番商品を食べてみようと、今回は「焼きいなり小箱」を購入。こちらは、テイクアウト可能な紙のボックスに定番の焼きいなり寿司が6個入った一番人気の商品です。プラス200円で金箔をトッピングすることができ、その華やかな見た目はお土産としても喜ばれることでしょう。

箱を開けてみると、さっそく甘くて香ばしい油揚げの匂いと山椒の香りが辺りに広がります。こんがりと焼けた油揚げの表面は、そのビジュアルだけで食欲がわき上がるほどにとても美味しそう!黄金色の油揚げにトッピングした山椒のグリーンが見た目のアクセントとなっています。どうしていなり寿司に山椒?と思うのですが、実は「きつねのひとくち」さんの焼きいなり寿司は、なんと「鰻」にインスパイアされて開発されたものだというから驚き!なるほど…、たしかにうな重を食べるときは山椒がお供となりますもんね。

「きつねのひとくち」さんのいなり寿司は、袋状になった油揚げに酢飯を詰め込まず、布状の油揚げをやさしく巻き付けた珍しいタイプ。それ故にやや型崩れしやすいので、箸で持ち上げるときは慎重に。

油揚げの下のご飯には、これまたジューシーな鶏そぼろがたっぷり!新潟産の美味しいお米を使ったシャリはとてもツヤツヤで、ふっくらとした食感とほのかに甘い味がクセになります♪

「きつねのひとくち」の詳細情報

【住所】兵庫県宝塚市武庫川町1-2
【電話番号】080-7222-8142
【営業時間】10時00分~20時00分
【定休日】月曜日
【公式サイト/SNS】Instagram

宝塚観光のお供にぴったり

すぐ隣に宝塚大劇場、そして、少し歩けば宝塚市立手塚治虫記念館と、「きつねのひとくち」さんの店舗周辺には、宝塚市を代表する観光名所がたくさん集まっています。宝塚大劇場前の遊歩道「花のみち」にはベンチがあるので、美味しいいなり寿司を買ってピクニック気分で食べれば、きっと旅の良い思い出となるでしょう。これからさらに人気が高まりそうな「焼きいなり寿司」の専門店に、ぜひみなさんも注目してみてくださいね!

旅するグルメライター/カフェマニア

常にごはんやスイーツのことを考えている食いしん坊主婦。興味の赴くまま日本全国を旅しながら美味しい食べ物を発掘し、「旅」と「食」をテーマに地域やお店、商品の魅力を発信している旅人グルメライター。取材や執筆の合間は気になるカフェへ足を運び、これまでに訪問したカフェは1000軒以上!ネットや書籍で情報収集するよりも、実際に自分の足で歩いて見つけたお店や直感で魅力を感じたお店を中心に訪問し、レポート形式で記事を執筆している。食べることは大好きだけど、お酒はすこぶる弱いのが玉に瑕。

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