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新規オープンのホテルでヌン活♪平日は「いちご」食べ放題のアフタヌーンティー!高層階からの景色も魅力

はらぺこえりむし旅するグルメライター/カフェマニア

コロナ禍が収束し、以前と同じように観光都市としての日常を取り戻しつつある札幌。そんな札幌随一の繁華街・すすきのに、今年1月、新たなホテルが誕生しました。そのホテルこそ、すすきの交差点の一角にオープンした商業施設「cocono susukino」内にある「SAPPORO STREAM HOTEL」さん。今回は、4月1日からホテル内レストラン「BAR & GRILL Splish」で開催されている「STREAM Afternoon Tea~Berry!Berry!Berry!~」で、友人とともに“いちごづくし”のアフタヌーンティーを満喫してきました。

「SAPPORO STREAM HOTEL」ってどんなところ?

2024年1月16日にオープンした「SAPPORO STREAM HOTEL」さんは、地下鉄南北線すすきの駅直結の商業施設「cocono susukino」内にあります。7階以上のフロアがホテルとなっており、運営は同札幌市内で「札幌東急REIホテル」や「札幌エクセルホテル東急」を運営する東急ホテルズ&リゾーツ。同社が運営する「STREAM HOTEL」ブランドはまだ全国的にも数が少なく、この施設は1号店としてオープンしました。

アフタヌーンティーを提供しているのは、ホテル7階のレストラン「BAR & GRILL Splish」。朝と昼はバイキングレストラン、夜は喫茶&バーとして営業しているホテル直営の飲食施設です。

今回は平日の15時半ごろ訪問したので、会場内は比較的落ち着いた様子でした。どうやら他のお客さんは、オープン(15時)と同時に来店していたようです。

席に案内されると、アフタヌーンティーの詳細やドリンクメニューが書かれたしおりとともに、カトラリーや紅茶用の耐熱カップなどがセッティングされていました。

いちごづくしのアフタヌーンティー「Berry!Berry!Berry!」

「STREAM Afternoon Tea~Berry!Berry!Berry!~」は、1名5,500円(税込)で、前日17時までの完全予約制。当日は15時から17時までの営業で、最終入店は16時までとなっています。開催期間は2024年4月1日から6月30日までの2か月間。1日10組20名限定で、予約は2名ごとの偶数人数に限られます。アフタヌーンティーのメインであるスイーツタワーは、1点あたり2名分を盛り付けたもの。そして、アフタヌーンティー提供時は基本的に、まちの景色を楽しめる窓際の2人掛けソファーに案内されます。このような理由で、偶数人数での予約に限定されていることを事前に理解し、ホテルの公式サイトから申し込みをしましょう

TWGの紅茶&フリードリンクを楽しめる

まず登場したのはウェルカムドリンク。クランベリージュースとグレープフルーツジュースをミックスしたノンアルコールカクテル「バージンシ―ブリーズ」です。以降のドリンクはフリードリンクとなり、卓上のQRコードを読み込みオーダーすることが可能。

今回のアフタヌーンティーでは、コーヒーやソフトドリンクなどのフリードリンク対象飲料のほか、1名2ポットまで「TWG」の紅茶をオーダーすることができます。このティーブランドは2008年にシンガポールで創業した高級紅茶ブランドで、現在は世界15ヵ国で商品を展開。日本国内では関東エリア、関西エリアに実店舗がありますが、まだショップのない北海道では通信販売のみの購入となるため、このアフタヌーンティーはとても貴重な機会に。今回は友人が、季節のおすすめ「シルバームーンティー」をオーダー。隣に座っているだけでいちごの甘酸っぱい香りを感じることができるほどとても香りが強く、まさに今回のアフタヌーンティーにぴったりな1杯!ぜひ試してみてくださいね♪

メインのスイーツタワーは“いちごづくし”

続いて登場したのは、2段重ねのスイーツタワー。上段にはチョコレート、マカロン、ブラマンジェ、ムースが配置されていました。

くびれた形状のグラスに入っているのは「ストロベリーブラマンジェ」。甘酸っぱく濃厚ないちごソースとミルキーなパンナコッタが層になった、シンプルながらもいちごの美味しさをしっかりと味わえる品です。

蓋の部分はチョコレートになっていて、その上下にはベリークリームとアラザン、いちごのへたを使ってストロベリーのモチーフをドッキング。見た目のユニークさにも注目です。

ビスケットの上に乗った「苺とルビーチョコのムース」には、ホワイトチョコレートで作った羽根をデコレーション。

「バラ香るライチとフランボワーズのマカロン」は、ひと口かじった瞬間バラの香りを強く感じる、筆者お気に入りのひと品。他のスイーツよりもやや甘さが控え目で、後味さっぱりといただくことができます。

そして、今回のアフタヌーンティーの主役ともいえる存在感を誇示しているのは、「いちごとハイヒールチョコレートのコンポジション」。真っ赤なハイヒールは着色したホワイトチョコレートでできているのですが、そのリアルな見た目にとても驚かされます。ひと口サイズのマドレーヌと生ベリーが飾られた見た目も可愛らしいですよ♪

2人でシェアするためハイヒールチョコレートを割ってみると、つま先部分にたっぷりとマンゴーソースが!ベリーやホワイトチョコレートと相性抜群なので、ぜひあわせていただきましょう。

下段には、タルト、モンブラン、スコーン2種を配置。

ホワイトチョコレートとアラザンの飾りがついた「苺のタルト」は、タルトに詰めたほどよく甘いクリームにフレッシュないちごを添えたオーソドックスなタイプ。

メレンゲの上にいちごクリームを絞った「苺のモンブラン」は想像していたよりもクリームが濃厚で、ライトな食感でありながらも満足感の高いひと品。クリームに甘酸っぱいクラッシュベリーと金箔をあしらった豪華な見た目も素敵です。

プレーンといちご、2種類の味わいを楽しめる「スコーン」は、それぞれお好みでいちごソースやクロテッドクリームをつけていただきます。スコーンはアフタヌーンティー基本のスイーツのひとつですが、「パサパサとした食感が苦手」という声もちらほら。そんなときは、スコーンをひとくち頬張り、少しかみ砕いたあとにそのまま紅茶をひと口含んでみましょう。たっぷりと水分が加わることでスコーンがほどけて混ざり合うので、口の中に張り付いたり喉を詰まらせたりすることなく、さらに美味しくスコーンを楽しめます。アフタヌーンティーのメインドリンクが紅茶である所以は、こういうところにもあるのでしょうね!

口直しにぴったりなセイボリー

甘酸っぱいいちごを使ったスイーツが盛りだくさんな今回のアフタヌーンティー。しかし、甘いものばかりを食べ続けると飽きがきてしまったり、舌が疲れてしまったりすることがありませんか?そんなときは、別皿で提供される「セイボリー」を間に挟みましょう。今回提供されたひと皿には、プティポワの冷製スープファットリアビオのモッツァレラチーズとカラフルトマトのマリネ白レバーブリュレスモークサーモンのオープンサンドローストビーフサンドが乗っていました。特にスモークサーモンのオープンサンドは塩気が強めなため、食間の口直しにぴったり!こちらもあわせて注目してくださいね。

平日は「いちご」が食べ放題に

曜日に関わらず提供されているアフタヌーンティーですが、平日に限り提供されているお得な特典があります。それは、お皿に盛られた北海道産のいちごが食べ放題になる「フレッシュ苺プレート」。この日は、ジューシーで優しい甘さを感じる「よつぼし」と、果物らしい甘酸っぱさが特徴の「ベリーポップ」の食べ比べを楽しみました。

いちごに合わせるトッピングとしてチョコソース、練乳、クリームチーズソースが同じプレートで提供されますが、卓上に置かれている「バルサミコ酢」をかけても美味しく食べられます。この組み合わせを家庭で楽しむことはなかなかないでしょうし、ぜひこの機会に試してみてくださいね!

「SAPPORO STREAM HOTEL」の詳細情報

【住所】北海道札幌市中央区南4条西4丁目1-1 7F(BAR & GRILL Splish)
【電話番号】011-206-7350
【営業時間】15時00分~17時00分(アフタヌーンティー開催時)
【定休日】なし
【公式サイト/SNS】公式サイト / Instagram

すすきのの景色を一望できる好ロケーション

東急ホテルズ&リゾーツさんとは以前より個人的に仕事で繋がりがあり、今回のアフタヌーンティーもこのご縁がきっかけで招待いただきました。とはいえ、この日の訪問はあくまでプライベート。今回の記事作成のためのアシスタントとして気のおけない幼馴染の友人を同伴し、取材や写真撮影をこなしたあとはゆったりとおしゃべりを楽しみました。以前別件で同施設を訪れた際に感激した、すすきの周辺の街並みを一望できる絶好のロケーションを友人もに見せることができ大満足!今回用意していただいた席はノルベサの観覧車を同じ高さで見ることができ、席によってはすすきの交差点のアイコン・ニッカウイスキーの看板が正面になることも。アフタヌーンティーを堪能しながら、新旧の魅力が入り混じりながら少しずつ変わりつつあるすすきのの街並みを改めて眺めてみるのも楽しみのひとつに。みなさんも、この機会にぜひ「SAPPORO STREAM HOTEL」さんを利用してみてはいかがでしょうか。

旅するグルメライター/カフェマニア

常にごはんやスイーツのことを考えている食いしん坊主婦。興味の赴くまま日本全国を旅しながら美味しい食べ物を発掘し、「旅」と「食」をテーマに地域やお店、商品の魅力を発信している旅人グルメライター。取材や執筆の合間は気になるカフェへ足を運び、これまでに訪問したカフェは1000軒以上!ネットや書籍で情報収集するよりも、実際に自分の足で歩いて見つけたお店や直感で魅力を感じたお店を中心に訪問し、レポート形式で記事を執筆している。食べることは大好きだけど、お酒はすこぶる弱いのが玉に瑕。

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