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【上越市】鉄道ファンが集まる! 新潟県唯一のスイッチバック駅「二本木駅」へ。

hare地域ニュースサイト号外NETライター(上越市)

こんにちは、上越市に移住して古民家暮らしを楽しむライター hare(ハレ)です。

今回も、上越市内で見つけたさまざまな情報をお届けします!

二本木駅

皆さんは、上越市中郷区にあるえちごトキめき鉄道「二本木駅」をご存じでしょうか? 

小さな無人駅のため、利用者は地元住民の方がほとんどですが、全国的にも珍しいスイッチバック方式の駅として、多くの鉄道ファンに知られています。

ちなみに、スイッチバックとは、鉄道で急勾配を上るために作られた仕組みのことです。

実際に電車に乗ってみると、一旦進行方向とは逆に進むので、初めての方は少し戸惑ってしまうかもしれませんが、新潟県唯一のスイッチバックを、皆さんもぜひご自身で体感してみてくださいね。

登録有形文化財

レトロ感満載の二本木駅ですが、なんと7棟の建造物が登録有形文化財に登録されています。

  • 二本木駅駅舎
  • ホーム上屋
  • ホーム待合所
  • 地下道及び上屋
  • 倉庫
  • ランプ小屋
  • スイッチバック線雪囲い
ランプ小屋
ランプ小屋

普段何気なく利用されている方も多いかもしれませんが、よく見てみると開業当時の明治時代の姿がところどころに感じられます。

スイッチバック線雪囲い
スイッチバック線雪囲い

レトロ列車やリゾート列車も

えちごトキめき鉄道では、旧国鉄製車両を活用した珍しいレトロ列車も運行しています。

413系・455系
413系・455系

この413系・455系は、製造から50年以上が経っており、今では大変珍しく、貴重な車両です。

新潟色ET127系
新潟色ET127系

また、赤と黄の2色に塗られたレトロな色合いが可愛いET127系は、国鉄時代にお馴染みだった電車で、特に先頭車両は、金太郎の前掛けに似ていることから「金太郎塗り」とも呼ばれ、親しまれていたそうです。

このようなレトロ列車は、通常のダイヤ編成に組み込まれているため、いつ出会えるか分からないのも楽しみの一つです。

そのほか、土日祝日限定で運行しているリゾート列車「雪月花」も間近で見ることができます。

二本木駅が停車駅にもなっているので、見かけた際には、皆さんもぜひ手を振って歓迎しましょう!

喫茶なかごう さとまるーむ

二本木駅の駅舎の中には、地元の方々が運営するコミュニティスペース「喫茶なかごう さとまるーむ」もあります。

コーヒーや軽食などのカフェメニューのほか、鉄道グッズや記念品、地元の特産品も販売されています。

二本木駅オリジナルのデザインが入ったマグカップが可愛いですね。

ローカル線の魅力

普段はあまり電車に乗る機会がない、という方もこの機会に、ローカル線でのんびり旅を楽しんでみませんか? 

車窓からしか見れない景色やゆったりと流れるのどかな空気感に癒されますよ。近場でも楽しめるので小さいお子様連れにもおすすめです♪

●えちごトキめき鉄道 二本木駅
〒949-2304 新潟県上越市中郷区板橋552番地

地域ニュースサイト号外NETライター(上越市)

とあるきっかけから上越市に移り住み、上越の人・食・自然が大好きになりました。移住者だからこその目線で地域の魅力やリアルな情報を発信していきます! 地域ニュースサイト号外ネットでは、上越地域(上越・妙高・糸魚川)を担当しています。趣味は、美味しいグルメ探し、温泉、山歩き。

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