こんにちは、地域のイベント情報や訪れたお店を紹介する上越市在住のライター hare（ハレ）です。

今回も、上越市の魅力を再発見できる身近な情報をお届けします！

ぼくらのアール・ブリュットvol.4

上越市の直江津ショッピングセンター エルマールにある無印良品 直江津 OpenMUJIにて、2023年11月22日（水）〜26日（日）に開催された「ぼくらのアール・ブリュットvol.4」に行ってきました。

アール・ブリュットとは？

アール・ブリュットとは、アール（Art）は「芸術」、ブリュット（Brut）は「磨かれていない生（き）のままの」という意味を持つフランス語で、文化的な伝統や流行、教育などにとらわれず、独自の発想と方法により制作した作品のことを指します。

このイベントでは、上越地域で活動する障がいのある作家さんの作品展示のほか、ポストカードや缶バッジなどのグッズ販売も行われました。

絵画や写真、織物など、自由な発想で作られた個性的な作品が展示されており、それぞれの世界観に心を惹かれます。

アールブリュット作家さんと初対面！

会場では、以前に取材でお世話になったアールブリュット作家の佐藤 葉月さんにお会いできました。

佐藤さんは、妙高市在住のアーティストで、なんと「原信ナルス」で販売されている「Hana-well（ハナウェル）」商品の「やさしいあじわいヤスダヨーグルト」のパッケージデザインにもアート作品が使用されています！　

スーパーで見かけた商品のデザインがとっても素敵で、調べたところ、地元の作家さんのデザインだったことに驚き、思わずお声がけさせていただいたことがきっかけです。

佐藤さんのアート作品は、細やかな点や線で描く抽象画が特徴的です。

会場に展示しているのは、2色のペンを使用した作品で、ハガキサイズのものは、約2時間ほどで一気に描き上げるそうです。

こちらの作品は、佐藤さんが「一見、合わないように感じる反対色でも意外と相性が良かった」と話すお気に入りの1枚です。

どの作品にも、タイトルとさまざまな言葉が記されており、アートとともに、タイトルや言葉も含めて一つの作品になっています。

インスタグラムでの投稿も楽しみにしている私にとって、作品を間近で鑑賞できたことが嬉しかったです。

アート作品を通じて、素敵なご縁を頂けたことに感謝です。

コラボ企画もあります

また、アールブリュット作家さんによる農家さんとのコラボ企画「ぼくらのMaiMaiMai」や酒蔵とのコラボ企画「ぼくらのShuShuShu」など、アートを身近に感じられるプロジェクトもあります。

皆さんもこの機会にぜひ、表現豊かなアートに触れてみてはいかがでしょうか？

●今後の展覧会情報や作家情報は、ぼくらのアール・ブリュット実行委員会のインスタグラムをご覧ください。