【上越市】素敵な作品とアールブリュット作家さんに会える「ふふふのお店」に行ってきました
こんにちは、地域のイベント情報や訪れたお店を紹介する上越市在住のライター hare(ハレ)です。
日々の暮らしの中で見つけた、上越市の魅力を再発見できる身近な情報をお届けしています。
絵の展示とグッズ販売「ふふふのお店」
今回は、上越市西城町の大島ビル1階にある「ふふふのお店」に行ってきました。こちらのお店では、障がいのある作家さんによる作品を中心とした絵の展示とグッズ販売を行っています。
また、新潟県アール・ブリュット・サポート・センターの拠点にもなっており、障がいのある方やそのご家族が表現活動の相談に来ることも多いそうです。
店内には、絵や手作り雑貨に陶器、さらにはオリジナルのCDまで、自由な発想で作られた個性的な作品がたくさん並んでいます。
作家さんそれぞれの世界観が感じられて、作品を眺めているだけでも笑顔になるような空間ですね。
アールブリュット作家の佐藤葉月さん
今回、店内の作品をご紹介いただいたのは、店員の傍ら、自身もアールブリュット作家として活動する佐藤葉月さんです。
妙高市在住の佐藤さんが描く作品は、丸とクネクネを多用した抽象画が特徴的です。
また、作品にはそれぞれタイトルと一言が添えられており、ユーモラスでちょっと笑えるものから、深く考えさせられるようなものもあり、これらも含めて一つの作品になっています。
これまでもさまざまな作品展をはじめ、作品をデザインとして使用したコラボ商品などもあります。
私もこのコラボ商品を購入したことがきっかけとなり、市内で行われた作品展で初めてお会いすることができました。
佐藤さんにインタビューしてみました
――「いつから、このような絵を描き始めたんですか?」
佐藤さん「なんとなくスケッチブックに描いた絵が周囲から反響があったことがきっかけで絵を描き始めて、33歳頃からアールブリュット作家として展覧会に出し始めました」
――「1つの作品を完成させるのに、どのくらいの時間がかかるんですか?」
佐藤さん「ハガキサイズだと、約2時間くらいです。絵を描いていると、すごく没頭できて楽しいです」
また、店内では、絵をプリントしたバッグやTシャツ、布も販売しています。
――「デザインや色合いが映えて、とても素敵ですね!」
佐藤さん「紙だけでなく、スニーカーや衣類、最近では、ラジコンに描いてほしいという依頼もありました。インクが乗ればどんなものでも描きます」
私自身も、他人と比較することなく、自身の得意なこと、好きなことをありのままに表現することの大切さに気付かされました。佐藤さんのお話をお伺いできて、ますますファンになりました! 次回は、2024年2月に開催される展示会も取材予定ですので、お楽しみに♪
●ふふふのお店
〒943-0834 新潟県上越市西城町2丁目10-25 大島ビル 1階
・営業時間:12:00~17:00
・営業日:月曜日、水曜日、金曜日(火曜日・木曜日は不定休)
※変更となる場合もあります。