【茅ヶ崎市】河童がとっくりをくれた場所。茅ヶ崎最新の公園には河童がいました。
-件のいいね
茅ヶ崎市にはいくつかの有名な昔話がありますが、その中に河童徳利(かっぱとっくり)というお話があるのをご存じでしょうか。
なんでも、いたずら河童を助けた青年がお礼にお酒が出る徳利をもらう話らしいです。
そんな民話が語り継がれる場所に、新しいひろばができました。

今回はオープンしたばかりの河童徳利(かっぱとっくり)ひろばをご紹介します。
河童徳利(かっぱとっくり)の伝説
テレビアニメ『日本昔ばなし』でも紹介されたことがある有名なお話のようです。

【河童徳利の話】
昔、西久保に五郎兵衛という働き者の青年が住んでいました。
ある日、愛馬のアオを間門川(今の小出川)の河畔につなぎ自分の体を洗っていると、いたずら河童がやってきて馬を川へ引き入れられそうになりました。
河童を捕まえて懲らしめた五郎兵衛は、河童を許してやり逃してあげるのです。
すると逃してくれるお礼に河童は、五郎兵衛にお酒がいつまでも湧き出る徳利をくれたのです。その日から五郎兵衛は湧き出る酒を飲み続けて、まったく働かなくなりました。
ある日、自分が働かなくなったことでやせ細った愛馬のアオをみて五郎兵衛は反省。
事前に河童から言われていた通りに”徳利の底を3回たたく”と酒が湧いて出なくなり、五郎兵衛はまた働き者になりました。
なんとこの昔話、五郎兵衛という人物は実際に実在したらしくお墓もあるそうです。
現在は五郎兵衛の末えいが住んでいる静岡に、徳利の実物もあるのだとか。
だいたいサイズが高さ21センチ位で容量が3合だそうです。
実物があるなんてすごい伝説です。
そんな伝説の地に、新しいひろばができました。
河童徳利ひろば
小出川沿いの寒川町との境界にできたひろばです。

まだ真新しい芝生が青々としているので、寝転んで日光浴をしている方もいました。

公園の中央辺りには人工の川があり、徳利を持った河童が居ました。

徳利から流れ出ている水は井戸水なので、夏は冷たくて水遊びに良さそうです。
その先には小出川から水を引くときに使われていた堰(せき)も移設されています。

できたばかりの河童徳利ひろばをご紹介しました。
河童徳利ひろば
住所
茅ヶ崎市西久保1649-1
(神奈川県高座郡寒川町大曲4丁目4−211−3)
【オススメ記事】