今、読書家や本屋好きの方たちの間でじわじわと人気上昇中の「御書印プロジェクト」をご存知ですか？

「御書印プロジェクト」とは、2020年3月に始まった書店と人をつなぐ取り組みで、本屋さんを訪れた際に記念の印と一筆をもらうことができるというもの。

今では全国300店以上の本屋さんがこのプロジェクトに参加していて、書店それぞれの個性ある印や一筆を求めて御書印を集めるファンが増えているんです。

ちなみに、北海道で初めてこの「御書印プロジェクト」に参加表明したのが、札幌市北区の「札幌弘栄堂書店パセオ西店」。

そして札幌市北区内ではもう1カ所、「コーチャンフォー 新川通り店」でも御書印をもらうことができます。

「コーチャンフォーによく行くけど、御書印なんて聞いたことないよ」という方も少なくないかもしれませんが、実は店内の商品棚にこういう掲示がされていたりもします。

では「コーチャンフォー 新川店」ではいったいどんな御書印がもらえるのか、今回レジで「御書印がほしいんですが……」とお願いしてみました！

ちなみに現在この「御書印帖」冊子は無料でもらうことができますが、御書印代は有料です（200円）。

中は厚手の白紙が全56ページ。まだ始まって1年半くらいのプロジェクトですが、すでに2冊目以降に突入している方もいるんだそう。

そしてこちらが、記念すべき1ページ目にいただいた「コーチャンフォー 新川通り店」の御書印。（ページ左）

ページ上部に御書印のロゴ、中央にコーチャンフォーの外観を模した印、そして下部にプロジェクトの登録番号「240」が入った印が押してあります。一筆には新渡戸稲造の名言、さらに来店日は直筆で記入して下さっています。

いざ御書印をもらうと、なんだかとても貴重なものを得た気分になって「他の本屋さんの御書印も集めたい！」と思えてくるから不思議です。

なお、今回ご紹介した北区内の2店舗のほか、札幌市内では他にも「ものがたり広がる書店 laboratory haco」「コーチャンフォー ミュンヘン大橋店」「コーチャンフォー 美しが丘店」が御書印プロジェクトに参加しています。

本屋好きの皆さん、あるいはコレクション好きの皆さん、ぜひ御書印集めに挑戦してみては？