北海道新幹線の札幌延伸工事がいよいよ本格化する、2022年。札幌駅北口が一部閉鎖されるなどすでに周辺に影響をもたらしている箇所もあり、通勤通学・買い物で札幌駅を訪れる方はその変化を実感しているのではないでしょうか。

そんな中、2022年3月16日には、JR北海道が新たに新幹線札幌駅の外観デザイン案や駅全体の計画概要を発表。それにより、札幌駅西口に隣接する商業施設「サツエキBridge」が2022年6月末で営業終了し、閉館となることがわかりました。

【JR北海道：新幹線札幌駅の概要について】

「サツエキBridge」の話題で皆さんの記憶に新しいのは、施設内のスポーツ用品店「札幌スポーツ館 サツエキBridge店」の閉店ではないでしょうか。

以前の記事でもお伝えしましたが、「札幌スポーツ館 サツエキBridge店」は、北海道新幹線高架橋の工事が控えているということで2022年2月に閉店。

ほかのテナントは引き続き営業していることから「サツエキBridge全体が閉館するわけではなさそう」と考えていた方も少なくないと思うのですが、やはり他の飲食店やダイソー、TSUTAYAなどのテナントもこれから閉店を余儀なくされそうです。

この閉館にともない、2022年7月1日からは「サツエキBridge」内の屋内通路も利用できなくなります。札幌駅西口を出て歩く際、雨風を避けて通り抜けられる通路として便利に使っていた方も多いはず。夏以降はちょっと不便になりそうですね……。

なお、「サツエキBridge」周辺にある「博多ラーメンばりきや札幌駅前店」や「JR55SAPPORO」「WEST6」「ノルテ 5.6 ビル」「ファミリーマート札幌北6条7丁店」は今後も営業継続することが決まっています。

【北海道ジェイ・アール都市開発株式会社：サツエキ Bridge 閉館のお知らせ】

あと3ヶ月で「サツエキBridge」が閉まり、その後、10月には「札幌パセオ」も休館予定の札幌駅周辺。札幌中心部のなじみの景観や建物がいよいよ変わっていってしまうのか……と寂しさもありますが、どのような変容を遂げていくのか、今後もぜひ見届けたいものですね。