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【札幌市北区】あいの里の新たな名店になる予感! タイ出身オーナーが腕をふるう本格タイカフェレストラン

haruka地域ニュースサイト号外NETライター(札幌市)

2023年9月12日(火)、札幌市北区あいの里にオープンした「花鳥 HANATORI」

この外観にピンとくる方もいらっしゃるでしょう。そう、以前まで、老舗のうどん屋さん「花むら」が営業していたところです。ご主人がご病気で療養することになり、惜しまれながら閉店した「花むら」。そして、「なんとかお店を残したい」というご主人の意向を継いで今回オープンしたのが、こちらの「花鳥 HANATORI」なのです。

落ち着いて過ごせる小上がり席には、お子様用キッズチェアも
落ち着いて過ごせる小上がり席には、お子様用キッズチェアも

さて、「花鳥 HANATORI」がいったい何のお店かというと、実はタイ料理のカフェレストラン

日本食にはない独特なハーブの香りや辛さが特徴的で、一度食べるとハマる方も多いタイ料理。なかなか自宅では再現しにくい料理だからこそ、本格的なタイ料理をあいの里で食べられるのはうれしいですよね。

辛さに自信がある方は、ぜひ「ガパオチキン(日替わりサラダ・スープ付き)」(税込1,390円)を。「マイルド・スパイシー・ホット」の3段階から辛さを選ぶことができます。

「ガパオチキン(kaprow Kai)日替わりサラダ・スープ付き」税込1,390円
「ガパオチキン(kaprow Kai)日替わりサラダ・スープ付き」税込1,390円

私は普段辛いものが得意ではない(スープカレーなら0番か1番……)のですが、こちらのガパオチキンは「マイルド」の辛みでも美味しくいただくことができました。辛みは確かにあるけれど、ヒリヒリくるようなイヤなものではなく、辛さの中に旨みを感じるというか、「これぞタイ料理!」という満足感が上にきます。

そして、この辛さを楽しんだ後にオーダーしたいのが、食後の「ランチコンボ」! 食事にプラス450円(税込)で、日替わりデザートとドリンク(コーヒーまたはタイティー)をつけることができます。

薔薇型のバタークリームが鮮やか!タイのケーキはバタークリームが主流なんだとか
薔薇型のバタークリームが鮮やか!タイのケーキはバタークリームが主流なんだとか

この「タイティー」がまた美味しくて……。タイティーというのはタイ式のミルクティーのことで、バニラなどを配合した甘みのある紅茶です。このお茶を飲むためだけにも通いたい!

氷がバラの花びらになっているのが可愛い……!
氷がバラの花びらになっているのが可愛い……!

さて、これらのこだわりの本格タイ料理をつくっているのが、オーナーのシェリーさん。タイのご出身で、現在はご家族で札幌に住んでいらっしゃいます。

「お客さんが来てくれるたびに、新しいものに出会えるお店にしたい」と話すシェリーさん。現在は「ガパオチキン」と「カオマンガイ」の2つのメニューを主力としていますが、今後はタイならではの麺料理や季節ごとのメニュー、スイーツなども登場する予定なのだそう。

「花むら」の頃の居心地の良さも継承されています。キッズプレートもあるので子連れランチもOK
「花むら」の頃の居心地の良さも継承されています。キッズプレートもあるので子連れランチもOK

あいの里産の野菜や、深川市の「たかしま農場」のお米など、地元や北海道産の食材をふんだんに取り入れているのも「花鳥 HANATORI」の魅力。(※お米は、今後タイ米に変更の可能性あり)

店内の居心地の良さや、シェリーさんのやわらかな人柄など、この場所で長く愛されてきた「花むら」の素敵なところを受け継ぎつつ、タイ料理との新たな出会いをくれるであろう「花鳥 HANATORI」。きっとこれから、あいの里の新たな名店として親しまれるお店になるにちがいありません。

花鳥 HANATORI
住所:北海道札幌市北区あいの里4条6丁目17-20
電話番号:011-778-6667
営業時間:11時00分~14時00分
定休日:日曜・月曜
公式Instagram(@hanatori_ainosato

地域ニュースサイト号外NETライター(札幌市)

北海道札幌市在住のWebライター。地域ニュースサイト「号外NET」にて、札幌市北区を中心に新規オープン店や閉店情報、地域の速報や注目の話題を発信しています。元旅行会勤務ならではの視点で、お出かけ情報もUP予定!育児ジャンルやギフトまとめサイト、企業広報誌コラムなど、ライティング実績多数あり。

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