【子育て】育児書100冊読んだママも納得!子どもの自己肯定感を上げるたった2つのポイントとは⁈
こんにちは!読書オタクのアラフォー主婦・はるママです。
小学1年生の娘と幼稚園年中の息子の子育て奮闘中。
第一子を8年前に妊娠して以来、100冊以上の育児書や教育本を読んできました。
ここ最近の子育てで注目されているのが、幼児期に非認知能力を育むこと。特に子どもの自己肯定感を上げることが重要とされているようです。
とはいえ「自己肯定感」って、なかなかわかりにくい概念ですよね。
なんとなく理解したとしても、じゃあどうしたらいいかわからない…
インターネットが発達した現代の、子育てに熱心なママほど、情報迷子になりがちなのではないでしょうか。
この記事では、そんなママたちに私がオススメしたい、子どもの自己肯定感を上げるたった2つのポイントをご紹介します。
それは、「愛情表現」と「スキンシップ」なんです。
とにかく、たくさん子どもに「大好き」を伝えて、何でもないときでも、抱っこしたりハグしたり。
めちゃくちゃシンプルでわかりやすいでしょ?
「なんだ、それだけ?」と思いましたか?
実は私の経験上、この2つの効果が、圧倒的に高いんです。
これまで様々な情報を参考にして、子どもに対してポジティブな言い回しをするように気をつけたり、ほめ方に注意したりしてきました。
それができるのも、もちろんいいことではあるのですが、私の場合、つい頭でっかちになって、肝心の子どもの様子、どんな表情をしているか、を見落としていることがありました。
それで、純粋に子どもの様子を観察していたら、ママとのスキンシップが多い日は、子どもの機嫌がいい時間が多いことに気づいたんです。
うちの子たちは抱っこが大好き。7歳の娘も朝、小学校に出かける前に必ず抱っこして「大好きだよ」というのが、もともとの習慣です。
そこで、「コレ、増やしてみるか!」と思いつきました。
とはいえ、夕飯の準備をしているときや、お風呂掃除の最中に「だっこして~」と甘えられても、「今、手が離せないの。あとでね」とあしらってしまうこと、ありますよね。
この状況で、毎回手を止めて抱っこしていたら、家事が進まないし、私の身が持ちません。
だから、手があいたとき、子どもが求めていなくても、私のほうから「大好き!ぎゅーっ!」と頻繁に抱っこやハグをするように変えてみたのです。
この効果が抜群でした。
子どもの機嫌がいい時間が増えて、5歳児と7歳児のくだらない小競り合いが減った気がします。
自分から求めなくても、毎日当たり前に、ママが「大好き」って言ってくれて、抱きしめてもらえることが、子どもの安心感、さらに自己肯定感に繋がったように感じています。
「これはいいなー」とにんまりしていたとき、この効果の裏付けになる本を見つけました。
それが、「5万組を子育て支援して見つけた しない育児」です。
「5万組を子育て支援して見つけた しない育児」どんな本?
「しない育児」は、つい「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と思いがちな子育ての中で、「実はしなくていいこと」をまとめてくれている、めっちゃ親切な本です。
さらに「するならこっちがおすすめ」も紹介してくれていて、痒い所に手が届く内容。
著者は「がんばらんでええ、テキトーでええ」でおなじみの助産師HISAKOさんです。
メディア出演も多いため、この言葉だけは聞いたことがあるという方もいらっしゃるのでは?
HISAKOさんは助産師として20年のキャリアを持ち、さらにプライベートでは12人のお子さんを産み育てています。
専門職としての知識と経験を持ち、十人十色の子どもたちを、12人育てている先輩ママって他にいるでしょうか?
とにかく実践からの説得力が半端ないです。
HISAKOさんは、本書の冒頭で、こう綴っています。
「せんぱーい!私もそう思います!ていうか、散々苦しんだ末に、やっとこの結論にたどり着きました…」って伝えたいです。
ホントね、この本、第一子を産む前に読みたかった…
自己肯定感のトピックでは、
と、自らの体験を赤裸々に語ってくれています。
その下の子らにしたやり方というのが、「愛してる」「好き」をたくさん伝えて、ハグまみれの毎日で、子どももママも自己肯定感アップです。
「私とおんなじだー!」と、嬉しくて、つい小躍りしましたよ(笑)
他にも、トイレトレーニングとか、入園までの準備、友達トラブルや兄弟げんかなど、ママたちが今まさに困っているであろうトピックが満載。
子育てママの気持ちに寄り添ってくれる、ステキな本だと思います。
HISAKOさんが本当に伝えたかったのは…
「5万組を子育て支援して見つけた しない育児」は、右往左往して、毎日悩んでいるママたちのために、わかりやすく「しなくていい」と「するならこっち」に分けてくれています。
ただ、著者のHISAKOさんが本当に伝えたかったのは、とにかくママにとって心地のいい方法、ママが笑顔でいられるやり方を選んでほしいということ。
この考え方、私も大賛成です。
読書オタクなので、呼吸をするように膨大な情報を集めてしまう中で、情報迷子にならないために私が編み出した判断基準が「ママがしんどいならやらない。楽しく続けられそうなら試してみる」です。
子育てでいちばん大事なのは、ママが自分らしく、笑っていること。
「がんばらんでええ、テキトーでええ」先輩ママの優しい言葉が胸に響きます。
【参考文献】「5万組を子育て支援して見つけた しない育児」
HISAKO・著 サンクチュアリ出版
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
いつも子育てお疲れ様です。ママたちの気持ちが少しでも軽くなったなら幸いです。
※読書レビューにおいて、サンクチュアリ出版様に書籍を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。