【人間関係】引き寄せの法則が上手くいかない⁈もうひとつ重要な法則があること、知っていますか…
あなたは「引き寄せの法則」を使ったことがありますか？
「引き寄せの法則で恋愛運アップ」とか、「引き寄せの法則で大金持ちになる」とか、巷にはいろいろなノウハウがあふれているようです。
ちなみにウィキペディアで「引き寄せの法則」を調べてみると、下記の記述がありました。
人とその思考は「純粋なエネルギー」で出来ており、同種のエネルギーが同種のエネルギーを引き寄せるプロセスが存在すると信じ、そのプロセスに沿うことで、人は健康、富、人間関係を向上させることができると考える。
うーん、わかったような、わからないような…
ざっくり言って、「願えば叶う」の法則くらいに考えている方が多いのではないでしょうか？
だけど、願うだけで叶うなら苦労しませんよね。それに、「願うだけで叶った！」という人に、私は会ったことがありません。
「引き寄せの法則」に関する書籍は数多ありますが、私は意外な本の中から、「なるほど、そういうことか！」と思える解釈を見つけました。
それは、「人は話し方が9割」でお馴染みのベストセラー作家・永松茂久さんの著書「君は誰と生きるか」です。
この本は、永松さんが30歳のときに師匠から受けた「人間関係についての講義」を書籍化したもの。
その講義の中で師匠はこう言います。
引き寄せの法則にはもう一つセットになる法則があることを覚えておくべきだ
それはね、『別れの法則』だよ。ちょっと重いけど、知っておいたほうがいいかもね
別れの法則…初耳の方も多いのでは？
「別れの法則」を理解するには、師匠が語る「引き寄せの法則」についての説明が必要です。
引き寄せの法則ってのは、『波長の法則』とも言える。『あの人とはウマが合う』って言うよね。ことわざでいうと、『類は友を呼ぶ』っていうやつ
これはね、同じレベルの人やモノが引き合うっていうことなんだよ
人はだいたい同じ位置、もしくは似通ったステージにいる人と出会うようになっているそうです。
言われてみたら、身に覚えのある人も多いのではないでしょうか？
そもそも人は心で動いている生き物だ。行動のエンジンとなる心は内側にあるよね。だから見えにくいんだけど、結局のところ、人は自分と考え方や価値観、そして物事に向かっていく姿勢が似ている人と長く歩いていくようになってるんだよ
猫が好きな人は、猫好きな人と仲良くなりやすいし、朗らかで人をほめるのが大好きな人と、ゴシップや悪口が大好物の人とは、一緒にいられませんよね。
だから、がんばってる人は、がんばってる人と出会うし、「こうなったらいいなぁ…」と夢見がちで行動しない人は、同じような人と妄想を語り合って、時間を無駄に過ごします。
人は、今の自分にふさわしいことが現象となって現れる。それが人であってもモノであってもね。
と師匠は言います。
ということは、出会いたい人や、どうしても欲しいモノを手に入れるためには、自分がそのステージまで登っていく必要があるのですね。
それでは「別れの法則」のお話に戻りましょう
人は成長するたびにステージが変わる。でも残念ながら、それまでいたすべての人たちが一緒にそのステージに行けるわけじゃない。どうしても差がついてくるんだよ。そのときに別れが起きる。
たしかに私も、進学したときや、転職したとき、引越ししたときなどに、親しい人間関係が、ガラリと入れ替わる経験をしてきました。
別れは寂しいし、辛いです…
確かに別れはつらいよね。でも、ここで引き寄せの法則が君を助けてくれる。寂しさに負けずに進んで行った先で同じような思い、同じような価値観を抱いた人との出会いが必ず待ってる。そして、そこからまた新しい人間関係のドラマが始まるんだよ
永松さんの師匠の温かい言葉に、私も胸があつくなりました。
この「人間関係についての講義」を受けた永松茂久さんは、18年後の現在、書籍累計発行部数が320万部を超えるベストセラー作家となっています。
「引き寄せの法則」と「別れの法則」をセットで使う効果の、破壊力がスゴすぎですよね！
また、永松さんの師匠が誰なのか気になる方は、ぜひ「君は誰と生きるか」をお手に取ってご覧ください。
【参考文献】「君は誰と生きるか」
永松茂久・著 フォレスト出版
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
引き寄せ、そして別れ。その先に、あなたを受け入れてくれる人が、きっと待っているでしょう。どうぞ素晴らしい人間関係を！
