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【人間関係】雑談力を一気に上げる雑談のルール4選

はるママ読書家

こんにちは!はるママです。

突然ですが、あなたは「雑談力」に自信がありますか?

ここで言う「雑談」の定義は、「仲のいい相手との気楽なおしゃべり」ではなく、「微妙な間柄の人と、なんとなく話さなくちゃいけない状況」とします。

これは、多くの人に苦手意識があるのではないでしょうか?

できないわけじゃないんだけど、なんとなく困ったり、疲れてしまう「雑談」に、解決策があるなら知りたいですよね。

私はそれを、「超雑談力」という本を読んで学びました。そのままのタイトルですね(笑)

この記事では、「これは早く知っておきたかった!」と思った雑談のルールを4つ、ご紹介します。

1.雑談は、会話のラリーが続けばいい

あなたは、「雑談は面白い話をしなくてはいけない」と思い込んでいませんか?

実は雑談の目的は「会話を通じて、お互いの警戒心を解き、円滑な人間関係にシフトしていくこと」なんです。

だから無理に話にオチをつけたり、結論からわかりやすく話す必要もありません。

むしろ、オチのない話を苦笑いで続けたり、結論の出ない話題で堂々巡りしたり…そのほうが、一緒に会話している実感が生まれ、お互いの安心感につながるでしょう。

大切なのは内容ではなく、「会話のラリー」を続けることです。

2.情報交換よりも、気持ちのやりとりを大切に

「情報交換」は、仲良くなりにくい雑談の典型です。

「子どもが体操教室に通い始めたんですよ」
「どこの教室ですか?」
「△△体操クラブです」
「どうして、そこにしたんですか?」
「先生が親身になって教えてくれるって聞いたので」
「なるほどそうですか。うちも検討しようかしら?」

では、次の会話はどうでしょう?

「子どもが体操教室に通い始めて、めっちゃいい感じなんですよ」
「わあ!いいですね~。お子さん、体を動かすのが好きなんですね」
「そうなんです!元気すぎて困るくらい。でも、楽しそうに出かけていくのを見ると、私も嬉しくて」
「わかります。子どものワクワクした顔って最高ですよね!」

「いい感じ」「困る」「嬉しくて」「最高」。こういった喜怒哀楽の感情を伝え合うのが、仲良くなりやすい雑談です。

調べればわかる情報ではなく、自分が感じた生の気持ちを共有できれば、親密な関係になりやすいのです。

3.肯定して共感する。否定・アドバイスはしない。

一つ目と二つ目は「どう話すか」でしたが、三つ目は「どう聞くか」のルールです。

基本は、これまでの応用。相手に「オチや結論を求めず」「会話のラリーを続け」「気持ちを話す」ように持っていきます。

そのためには、相手の話をとことん肯定して、とにかく共感

人は肯定され続けると、自分の気持ちを話したくなるものです。

普通の会話なら、否定やアドバイスも時には必要ですが、雑談では避けたほうが無難でしょう。

4.あいづちよりもリアクション重視で!

三つめは「聞き方」のルールでしたが、雑談では「聞き上手になろう」とは思わなくて大丈夫です。いい相づちや、上手な質問もできなくてオッケー。

聞く側として気をつけたいのは、「肯定して共感する」に加えて、「よくリアクションをする」こと。

手をたたく、元気に笑う…身振りや表情で気持ちを伝えることができれば、その時点で雑談は成立しています。相手は安心して、会話を続けることができますから。

まとめ

「超雑談力」の著者・五百田達成さんは、「雑談は、普通の会話とは、まったく違う」と言います。

雑談は、「微妙な間柄の人と、円滑な人間関係を作っていく」という、繊細な会話方式。

4つのルールを読んだあなたは、このことを深く理解できたのではないでしょうか?

とはいえ、「雑談は、どう終わらせたらいいの?」「雑談に適した話題ってないの?」など、まだまだ疑問は残っているかと思います。

「超雑談力」では、基本ルールから、初対面編、ビジネス編などにわたって、36のルールが紹介されています。まさに雑談の教科書のような本ですので、気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね。

【参考文献】
超雑談力
人付き合いがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける
五百田達成・著  ディスカバー・トゥエンティワン

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

あなたが雑談力を一気に上げて、安心感の中、心地よい気持ちのやりとりができることを願っています。

読書家

7歳娘と5歳息子の子育ての傍ら、趣味で年間100冊以上の本を読んでいます。今まで、読書によって救われたことが何度もありました。小さな気づきが、人生を大きく変えることってありますよね。私の「読書からの学び」を綴った記事が、あなたのお役に立つのなら、幸いです。この出会いに感謝しています。

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