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【名著に学ぶ】"習慣が続かない人の特徴4選" 足りないのは意志の強さじゃなかった…

はるママ読書家
画像はイメージです。出典:ちょうどいいイラスト、Canva

こんにちは、読書家・はるママです。

あなたは「早起き」「ダイエット」「勉強」などを習慣にしようとして、挫折した経験はありませんか?私は、まあまあ…あります(笑)

いろいろなことにチャレンジしてみる中で10年以上継続できていることもあれば、3日も続かずやめてしまったことも。

「この違いって何なのだろう?」と不思議に思っていたのですが、吉井雅之さんの名著「習慣が10割」を読んで、疑問が解決しました。

この記事では、私が本書から学んだ「習慣が続かない人の特徴」を4つ、ご紹介しますね。

1.ハードルが高すぎる!

「高い目標を掲げて完璧を目指す」これは、習慣をはじめるときに絶対にやってはいけないことのひとつです。

例えば「新年から日記を書こう」と思って1日1ページ書く仕様の立派な日記帳を買ってきます。「必ず1ページ書かなくてはいけない」を考えると、書くことがないときに「もうダメだ」とあきらめてしまいがち。これが、習慣が続かない原因になります。

そんなときは「今日は特に書くことがない」と1行書けたらよしとしましょう。

習慣化したいなら、とにかくハードルを下げることがコツ。勉強なら「1問でもいい」、腹筋なら「1回でもOK」と考えることで、「自分は続けられた」という自己肯定感が生まれます。

習慣形成で大切なのは、「何を続けるか」より「何かを続けることができた」という実績を作ることなのです。

2.ひとつ前の習慣を決めていない

習慣が続かない人は、ひとつ前の習慣を意識していないことがほとんど。

例えば「毎朝5時に起きる」と決めて、早起きを続けようとする人は、大切なことを忘れています。それは、「何時に寝るか」を決めることです。

勉強を習慣にしたいなら、帰って目につく場所にテキストを準備しておいたり、朝のランニングなら、枕元にトレーニングウェアを用意します。

習慣が続く人は、ひとつ前の習慣を意識して、スムーズに実行しているのです。

3.しなければならない…に捉われる

習慣は好きなものなら続くし、嫌いなものなら続きません。習慣化で挫折しないためには、「やりたいか」「やりたくないか」の感情を大切にしましょう。

本当はやりたくないことを、「しなければならない…」と考えるのは逆効果。

「ダイエットのために運動しなければならない」ではなく、「ダイエットして、憧れのブランドの服を着こなしたい」「ダイエットして大胆な水着に挑戦したい」など、「やりたい」と思えることにフォーカスします。

そうやってワクワクすると、脳が勝手に目標に近づくための行動をするようになるそうですよ。

4.三日坊主の自分を責める

習慣をはじめて3日でやめたとしても、自分を責める必要はありません。

「三日坊主でも、またやればいい」と思えたなら、いつでも習慣化を始めることができますよね。

続くまで何度でもやり直せば、習慣作りに失敗はありません。失敗があるとすれば、再チャレンジをしなくなったときでしょう。

3日間でも続いた実績は、「やればできる」という自信です。三日坊主の経験が、習慣化のスイッチを作ってくれるのです。恐れず、どんどんチャレンジしましょう。

まとめ

習慣が続かない人は、「ハードルが高すぎる!」「ひとつ前の習慣を決めていない」「しなければならない…に捉われる」「三日坊主の自分を責める」などの特徴があるようですね。あなたはどうでしたか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

習慣化は意志の力に頼るよりも、ちょっとしたコツや脳の癖を知ることで、断然続けやすくなります。「習慣が10割」は役立つ情報が満載ですので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

ステキな習慣が、あなたの人生をより輝かせることを願っています。

【参考文献】「習慣が10割」
吉井雅之・著  すばる舎
この本に出会えたこと、感謝しています

読書家

7歳娘と5歳息子の子育ての傍ら、趣味で年間100冊以上の本を読んでいます。今まで、読書によって救われたことが何度もありました。小さな気づきが、人生を大きく変えることってありますよね。私の「読書からの学び」を綴った記事が、あなたのお役に立つのなら、幸いです。この出会いに感謝しています。

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