【名著に学ぶ】成功者が使わない3つのNGワードとは⁈最後のひとつが意外だけど納得…
こんにちは、読書家・はるママです。
突然ですが、あなたが人生で一番多く会話する相手は誰でしょう?お母さん、恋人、友達…。答えは、そのどれでもなく、間違いなくあなた自身です。
「お昼は何を食べようかな?」「今日は晴れていて気持ちがいいな」「寒いから温かいものが飲みたいな」。これらの脳内の言葉はすべて、自分との会話なのです。
成功者と呼ばれる人たちは、自分との会話で気持ちを高めたり、目標達成をサポートしたりしています。
私はこのことを、脳科学者・西 剛志さんの名著「世界一やさしい自分を変える方法」を読んで学びました。
この本は、自分との会話(著者は「脳内トーク」と呼んでいます)をうまく使って、自分を変える方法が解説されているのですが、私にとって特に印象的だったのは、3つのNGワードだったんです!
なぜって、最後のひとつが意外な言葉で、私はよく使ってしまっていたから…。理由を読んで納得しました。あなたも何気なく使っていないかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.「わからない」と発した瞬間、思考停止
「わからない」は、発した瞬間に思考停止してしまう危険な言葉。脳が「もう考えなくてもよい」と認知してしまうのです。
課題解決ができない人にインタビューすると、心の中で「わからない」と頻繁に言っている傾向があるそう。
「だって本当にわからないのに、どうしたら…?」と思いますよね。
そんなときは、「小さなことでもいいから、もしわかるとしたら、どんな方法があるかな?」と、自分に問いかけてみましょう。
脳がわかることを前提に考えようとするため、解決策が出てくることもあるそうです。
2.「できない」はフリーズワード
人は、なんでもできるわけではなく、得意なことや苦手なことがありますよね。うまくいかない分野であればあるほど、「できない」という言葉を使いがち。
悩ましいことに、「できない」と言った瞬間、脳はできない状態をイメージ。その結果、思考がフリーズしてしまいます。
うまくいく人の多くは、できないことに対しても、「できない」という言葉を使わない傾向があるそう。
「吾輩の辞書に不可能という文字はない」というナポレオンの格言がありますが、世界の偉人は「できない」という言葉を持っていないのかもしれませんね。
できる理由を探していくことが、うまくいく鍵なのでしょう。
3.意外なNGワード「知っている」
「知っている」は、うまくいかない人ほど使っている意外なNGワード。
「それ、もう知ってる」と思った瞬間に、脳はこれ以上学習する必要はないと判断して、思考停止してしまうんです。
成功者と呼ばれる人たちは、知っている話でも、謙虚に最後まで聞いてみる姿勢を持っています。
経営の神様と呼ばれる松下幸之助さんは、知っているはずのことも初めて聞くように聞いていたそう。そうすることで、知っていると思って聞くと見過ごしてしまう問題点にも気づくことができ、学びになると考えていたんですって。頭が下がります。
まとめ
成功者と呼ばれる人たちは、「わからない」「できない」「知っている」などの「脳内の変化を止めてしまう言葉」を口にしない習慣を持っているようです。
私たちも、3つのNGワードに気をつけて、人生をより良く変えていきたいものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
この記事では、言ってはいけない脳内トークをご紹介しましたが、名著「世界一やさしい自分を変える方法」には、簡単に使えて、すぐに役立つ脳内トークも満載です。興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
【参考文献】
「世界一やさしい自分を変える方法」
西 剛志・著 アスコム
この本に出会えたこと、感謝しています