土呂駅から１０分ほどの住宅地にある、こちらのお店。

オーダーメイドレザーのお店HUMです。

使う人が思わずハミングしたくなる…。そんな品を作りたい思いから名付けられたこちらのお店は、店主の中條さんが皮の切り出しから縫製など、全ての工程をお一人で行っています。

かつて住んでいた、アパートのカードキーケースがどうしても気に入らなかった中條さん。おしゃれなものを探したけれど、見つからなかったということで、ご自分で作ってみようと思ったのがレザークラフトとの出会いだそう。

自分のために始めたレザークラフトはいつしか、人のためのものを作ることへシフトしていき…現在のお仕事となったのだそうです。

「こんなものがあったらいいな。」という思いを叶えるべく、中條さんは工房で日々製作活動をされています。

アトリエの様子

レザー製品の数々

アトリエには、レザー製品が並んでいます。

HUMのレザー製品は、主に「栃木レザー」を使用しています。１ヶ月半ほどの時間をたっぷりかけて作られる栃木レザーは、使い込むごとにその風合いが変化していくのだそうです。もちろん店頭で購入できるものですが、実際に手に取ってみて、質感を確かめたり、オーダをする際に、そこから自分のものはどんなものがいいかなと考えるためにもディスプレイされているそうです。

レザー製品を手縫いでするよさ

それぞれの小物をよく見てみると、とても美しいステッチがなされています。こちらは、中條さんが全て手縫いでされているものです。

「レザーは、縫製が重要なんです。」と、中條さん。どんなにいい革を使用していても、縫製が雑になってしまうと、糸が切れてしまうなどして劣化は早まります。見た目もよくありません。手縫いでしっかり縫われていることで、経年変化をした際に「いい風合い」が出る。それが手縫いの良さなのだということです。

実際に、縫製しているところを見せていただきました。

２本の針を両手に持って交互に縫い合わせていくから、しっかりとした縫製になるのですね。思わず見入ってしまいました…。

手縫いの作業に使われている、道具も手作りなのだそうです。驚きです！

色見本や、名入れのサンプル、金具などもアトリエ内に。セミオーダーメイドもフルオーダーメイドも中條さんと相談しながら進めることができるので、安心してお任せできますね。
これまでのオーダー商品はInstagramで見ることができます。
その中には、6年間使用したランドセルを使ったリメイクした商品や、バングル、パスケースなどがありましたよ〜。

名入れの文字サンプル。さりげなく、フレンチブルドッグさんがいますね・・・。

金具の数々と、レザー。美しくディスプレイされていて素敵です。

店内には、ウォレットや、キーケースなどのラインナップだけではなく、実は、このような製品も置かれていました。それが、こちら。

フレンチブルドッグ用のグッズです。

なぜ、フレンチブルドッグなのかといいますと、中條さんが飼われているワンちゃんが、フレンチブルドッグなのです！アトリエには、リードや、首輪、ハーネスなどのグッズも並んでいました。

家族の一員であるワンちゃんに、いいものを使ってもらいたいという思いで、購入される方も多いのだそうです。こちらも、公式サイトがありますのでご覧くださいね。

HUMで購入したレザー製品は、メンテナンスや修理のご相談ももちろん可能です。長く使うからこそメンテナンスをしっかりと行いたい…。そんな使い手のことを考えてサポートしてくれるのは、とても助かりますね。

毎日使うものだからこそ、いいものを使いたい！そんな、使う人のことを考えたオーダーメイドレザークラフトのお店、HUMのご紹介でした。

さいたま市の関連記事
大切な人が安心して食べられる美味しく可愛いおやつ　無店舗でも大人気のお菓子てくてく日和
安心素材のベーグルモーニングがワンコインでいいんですか？温かみある空間で朝を満喫！
暮らしに彩り　見て・体験して・楽しんで笑顔満開Full Bloom Flower