仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

長崎チャンポン。仙台に住んでいると、なかなか味わえる機会が多くないですよね。長崎に旅行に行き、本場長崎チャンポンの美味しさに感動したとしても、なかなか身近に食べられるお店がない。そのため、麺類といえば主にラーメンや蕎麦、うどんが中心に…。そんな人も多いのではないでしょうか。

かくいう私もそうでした。

そう「でした」と過去形にしたのには意味があります。私の場合、今回ご紹介するお店を知ってからというもの、気軽に美味しいチャンポンが食べられるため、麺類を食べたい時の選択肢には確実に「長崎チャンポン」が入るようになったんです。

そのお店とは、仙台コロナワールドのほど近く。産業道路と国道４号線仙台バイパスを繋ぐ道路沿いにある、こちらの看板が目印。

仙台市宮城野区福田町にある「長崎チャンポン丸富」さんです！

年季の入った看板に大きく書かれたチャンポンの文字。目立つ看板だけに、車を運転中に見て気になっていた、という方もいるかもしれませんね。

店内は、どこか懐かしさも感じる、いかにも美味しそうな町中華店の雰囲気。円卓がいい味出しています。

カウンター席の様子。

お邪魔したこの日は平日のお昼時でしたが、入れ替わり立ち代わり、ひっきりなしにお客さんが来ていました。待つのが嫌な方は、お昼ど真ん中の時間帯からちょっとズラしたタイミングで食べに行く方がいいかもしれません。

ちなみに「長崎チャンポン」丸富さんですが、チャンポンだけの専門店ではありません。

他にも長崎皿うどんから、御飯類やセットメニュー…

麺・定食・スープ・点心、と豊富な中華メニューも味わえるお店でもあります。長崎チャンポンも食べられる町中華店といったところでしょうか。

そして着丼しました！　こちらが「長崎チャンポン」。

メニューに記載はありませんが、サービスでおにぎりもついてきます。ちなみに卓上のお漬物（写真左上）も「ご自由にどうぞ」的サービス。こういった「ちょっとしたサービス」が嬉しくて、何度も食べに来てしまうのは私だけでしょうか。

いざ実食！　

ちなみに本場長崎チャンポンのスープは、白濁系と透明系の2種類あるようです。こちらの丸富さんは透明系スープ。その野菜と海鮮の旨味タップリの透明系スープは、一口目はアッサリ。しかし、食べ進める程にそのコクが口の中いっぱいにジンワリと広がっていきます。

そして、ストレート太麺のもちもちチャンポン麺（細麺でのオーダーも可能です）。シャキシャキ野菜やプリプリ海鮮の美味しい食感と合わさると幸せな食べ応えです。

そして、ここで長崎チャンポン「らしさ」を発揮させましょう。

本場長崎では、チャンポンにウスターソースを加えて食べる人がいるんだとか。そんな本場感を味わえるように、卓上にウスターソースも用意してくれています。さすが長崎チャンポンの丸富さん！

味変ウスターソースをトロリ。そしてスープをゴクリ。

野菜と海鮮の旨味と甘味がたっぷり入ったスープが、ウスターソースの酸味でキュッと引き締まります。以前試してから、ちょっとクセになっているんですよねぇ、この味変。興味のある方は是非一度試してみて下さい。

ウスターソース味変も満喫、満腹のごちそうさまでした！

皆さんも是非一度「長崎チャンポン丸富」さんでチャンポンを味わってみてはいかがでしょうか。

●長崎チャンポン丸富●

〒983-0023 宮城県仙台市宮城野区福田町３丁目８−２３