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【仙台市若林区】仙台の市場で食べる喜多方ラーメン! 中央卸売市場グルメ街「東洋軒ラーメン部」レポート

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

若林区卸町にある仙台市中央卸売市場。まさに「仙台の台所」である市場に、一般の方でも入場可能なエリアがあることは、何度かこちらにアップしている記事でもお伝えしておりました。

市場2F、一般入場可能なグルメ街へと続く階段
市場2F、一般入場可能なグルメ街へと続く階段

今回は、そんなグルメ街にある中華料理店「東洋軒市場店」さんが、2023年2月2日に喜多方ラーメン専門店「東洋軒ラーメン部」としてリニューアルオープンした、との情報を聞き、早速突撃してきたレポート記事です。

ちなみに、お店に訪問した日は2023年2月6日。オープンから間もないタイミングだったため、通常営業とは異なる点もあるかもしれません。その点はご了承いただければと思います。では、レッツ、レポート!

「東洋軒ラーメン部」遠景
「東洋軒ラーメン部」遠景

「東洋軒ラーメン部」さんは卸売市場の中央塔が見える、グルメ街の奥(正門側から見て)にあります。

店舗入り口前の行列
店舗入り口前の行列

お昼真っ只中の時間帯をズラして訪問してみましたが、この行列っぷりですよ。若林区内で喜多方ラーメンが食べられる新たなお店の誕生。多くのラーメンファンが注目するのも頷けます。

しかし、ラーメン店や他の飲食店の行列に並んでいると、「嗚呼、みんなこのお店の味を食べたくて、じっと我慢して並んでいるんだなぁ」と、周囲の皆さんに勝手に一方的な「連帯感」を感じてしまうのは私だけでしょうか。

同じモノを食べたくて集まった同志。今回であれば、喜多方ラーメン食べたい派の同志たち。そんなことをボンヤリ考えながら、他の同志に迷惑がかからないようにお行儀よく並びます。

店舗外に貼られていたチラシ「オープニングセール」部分
店舗外に貼られていたチラシ「オープニングセール」部分

ちなみにリニューアルオープンから2月10日まで、お得なオープニングセールが開催されていました。訪問日の2月6日は会津塩ラーメンがお得…。オーソドックスな喜多方ラーメンを味わう気マンマンで来ていましたが、「お得」の言葉にめっぽう弱いワタクシ。決心が揺らぎます。

そして、決心ブレブレのまま入店。

入口にある食券機
入口にある食券機

注文は食券機制。

確か以前の東洋軒さんは、直接スタッフさんにオーダーを伝えるお店でした。心機一転、食券機も導入して喜多方ラーメンでやっていくぞ! そんな店主さんの強い意気込みが感じられます。

店内の様子
店内の様子

食券を片手に店内を見回してみると、まさに大賑わい! スタッフさん達も大忙しの様子でした。

カウンター席
カウンター席

案内されたカウンター席に着席し、スタッフさんに食券を渡します。

メニュー表1
メニュー表1

ラーメンを待つ間にメニュー表をチェックです。 

ラーメンは喜多方ラーメン(醤油)、会津味噌ラーメン、会津塩ラーメンの3種類。麺の大盛りは100円プラスです。

メニュー表2
メニュー表2

そして定食と単品メニュー。

元々は仙台の老舗町中華屋さんですから、レバニラやチャーハンも美味しいのは確定事項。以前の東洋軒さんでも何度か食事をしたことがあるんですが、日替りのセットがボリューム満点で美味しかったんですよねぇ。

リニューアルオープンチラシ拡大
リニューアルオープンチラシ拡大

そして、座った席の目の前に貼ってあった、リニューアルオープンのチラシもチェック!

「東洋軒の店主が惚れ込んだ喜多方ラーメン」「中華の技術を活かした納得のいく透き通ったスープ」。そんな熱い文章を読んでいると、ついついこれから着丼するラーメンを想像して生唾を飲み込んでしまいます。ゴクリ。

会津塩ラーメン(麺大盛り)
会津塩ラーメン(麺大盛り)

着丼しました! こちらが私が注文した会津塩ラーメン(麺大盛り)と

半チャーハン
半チャーハン

半チャーハンです! 

オーソドックスな喜多方ラーメンと迷いに迷いましたが、オープニングセールで会津塩ラーメン500円のお得感には勝てませんでした…。だって、ラーメンが500円だったら、麺大盛りにして半チャーハンつけても850円ですよ! お得にワンパク注文ができるなら、注文しないわけにはいかないじゃないですか。ねえ。

会津塩ラーメン、スープのアップ画像
会津塩ラーメン、スープのアップ画像

それでは、会津塩ラーメンのスープから一口。

最初はシャキッとした塩味の強さが際立ちますが、後からしっかりと感じられるコク。塩味がちょっと強め、まさに東北の味です。福島県会津若松市にある、会津山塩ラーメンと焼き鳥で有名な「うえんで」さんを思い出させてくれますが、より独特なコクと塩味が強いような気もします(個人の感想です)

麺のアップ画像
麺のアップ画像

そして麺。もちろん喜多方ラーメンですから、モチっとした食べ応えのある食感の平打ちの太ちじれ麺。大盛りを注文したので、存分にその食感を味わうことができました。

メンマのアップ画像
メンマのアップ画像

柔らかい一本メンマも、丁度いい食感のアクセント。

チャーシューのアップ画像
チャーシューのアップ画像

そして、ホロリと崩れるほどに柔らかいけれど、しっかりと肉感と油感を味わえる豚バラチャーシュー。次に来た時にはチャーシュー麺にしよう! そう決心させてくれる美味しさでした。

半チャーハンアップ画像
半チャーハンアップ画像

そしてラーメンの合間に食べる半チャーハンは、パラパラとシットリの中間で美味しい!

細かいことなんですが「ナルト」が入っています。「ナルト」、メニュー表のどのラーメンを見ても入っているようには見えないんです…。もしも、チャーハンの食感のためだけに「ナルト」を使ってくれているんだとしたら、まさに元町中華の名店東洋軒さんの本領発揮ポイントだな…そんなことを考えながら、食感も楽しみつつ美味しくいただきました。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

満腹、満足のごちそうさまでした!

個人的に、まだまだ食べてみたいメニューが残る「東洋軒ラーメン部」さん。みなさんも是非一度「東洋軒ラーメン部」さんのラーメンを味わってみてはいかがでしょうか。以上、現場から長谷川誠がお伝えしました。

●東洋軒ラーメン部●

〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町4丁目3−1 仙台中央卸売市場内

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクな一児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり/芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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