【仙台市若林区】レッツ仙台市場メシ! 市場で洋食を食べたらジャンボなソーセージがのっていた件
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
若林区卸町にある「仙台の台所」こと仙台市中央卸売市場。一般の方でも入場可能なエリア「グルメ街」に関して何度かこちらにアップしている記事でお伝えしておりました。
【前回ご紹介したグルメ街の記事】
【仙台市若林区】レッツ仙台市場メシ! 定食が食べたい…。そんな日は、ホッコリする肉吸い付きのお店へ
市場メシと聞くと、市場で働く人達を支える美味しくてボリューム満点の定食系や麺類、そして新鮮な海鮮などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、そこはグルメな街と書いて「グルメ街」。実は美味しい「洋食」を味わうこともできるんです。
本日ご紹介するのは、そんなグルメ街の中にある足繁く通われている常連さんも多い「洋食」を味わえるお店。こちらのお店を知ってしまったら、市場メシの選択肢に「洋食」が入ってしまい、ただでさえ何を食べようか迷ってしまうグルメ街で、さらに皆さんを迷わせてしまうことになるかもしれません…。先に謝罪の意を表明しつつ、レッツスタートです!
そのお店とはこちらの「洋食厨房オリーブの杜」さんです。
杜の都仙台を彩ってくれるような、ガラスに描かれたオリーブの「杜」。仙台という東北地方の市場で感じる地中海の風。日本へオリーブが伝来したのは19世紀、横須賀に…という余計なことを書いていると長くなるので、割愛してお店へ突撃。
店舗前に看板がありました。
ふむふむ、なるほど。訪問したこの日の「おすすめ」はナポリタン&ジャンボソーセージ。お店のおすすめに弱い私、入店前に注文が確定いたしました。だって、洋食屋さんの「ナポリタン」って言葉だけでも食べたくなるのに、アンドで繋がるのはジャンボソーセージというお言葉。お腹の中のワンパク小僧が黙っているわけがありません。
いざ入店です。
まさにオリーブが生い茂る地中海のような、明るい日差しの差し込む洋食屋さんらしい店内。テーブル席、カウンター席があります。
ちなみにお水やお茶のおかわり、調味料などはセルフサービスです。
お好みで味変が可能…、いや待てよ「味変(あじへん)」って言葉はあまり洋食屋さんに適していない気がしてきました。ラーメンばっかり食べているからでしょうか。反省反省。自分好みの味に調整が可能です、と。
カウンター席に着席し、迷うことなく「おすすめ」を注文し、メニュー表のチェックです。
ハンバーグ、フライ、カレー、パスタ、サンドィッチといった美味しそうな洋食系メニューに加えて、洋食屋さんでは珍しいカツ丼もあります。しまった…。迷わずおすすめをオーダーしたものの「洋食屋さんのカツ丼」もめちゃくちゃ気になります。次に来た時にはカツ丼かなぁ。
メニュー表を見てアレコレ悩むことしばし。この日のおすすめ、ナポリタン&ジャンボソーセージが降臨しました!
おぉ…。ジャンボソーセージというだけあって、ナポリタンの上にはプリっとした大砲のごとき大きさのソーセージがドーンと1本のっています。何と言うか、力強い! この荒々しい力強さに「市場メシ」感を感じるのは私だけでしょうか。
早速、粉チーズをふりかけていただきます!
一口食べてみると、どこか懐かしさを感じさせてくれる、まさに王道の「洋食屋さんのナポリタン」。トマトソースが多めなのも嬉しいです。口の中に広がるのは野菜の甘味と炒めた時の香ばしいコゲの風味。口の周りをトマトソースだらけにして夢中で食べたくなるナポリタンです。
そしてジャンボソーセージもガブリ。食べ応えがあって美味しい! パスタと一緒に食べると、ナポリタンに肉々しさが追加されます。まるでミートソースやボロネーゼソースのような肉感ある味わいに変化してくれました。
付け合わせのサラダもしっかりとしたボリュームがありました。ナポリタンの箸休めにピッタリの美味しさです。市場で食べているからでしょうか。何だかお野菜もシャキシャキと新鮮に感じられました。
そして、ついついナポリタンに夢中になってしまうワンパクな気持ちを、優しくなだめてくれる野菜スープ。
写真では見えにくいですが、程よい大きさの野菜がゴロゴロ入っていました。飲むほどに野菜の甘味を感じる優しいスープにお腹も心もホッコリ。
お腹の中のワンパク小僧も大満足のごちそうさまでした!
市場のグルメ街で味わえる美味しい洋食。皆さんも一度「オリーブの杜」さんの洋食を味わいに行ってみてはいかがでしょうか。
●洋食厨房オリーブの杜●
〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町4丁目3−1 仙台中央卸売市場内