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【仙台市若林区】芭蕉の粋な風を感じながらいただく、天ぷらも絶品の美味しい二・八そばを実食! 

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

暑さ寒さも彼岸まで。やっと朝晩に涼しさを感じられる季節になりましたが、長かった…。暑い暑い日が続くこと続くこと。街歩きをしながら、気になるお店を見つけては飛び込み実食したいわけですが、とにもかくにも暑さが鬱陶しかった。うかつに熱々の食べ物を食べようものなら、シャワーでも浴びたのかと言われてしまうほど汗ダクになってしまう、そんな季節でしたねぇ。

今回ご紹介するのは、そんな暑い今年の夏を乗り切らせてくれた思い出の蕎麦の1つ。若林区は六丁の目で出会った美味しい二・八そばです。

「二・八そば処蕉風」さん外観
「二・八そば処蕉風」さん外観

そのお店とはこちら、地下鉄東西線六丁の目駅からほど近く、大通りからちょっと中に入ったところにある「二八そば処蕉風」さん。

俳人松尾芭蕉の「蕉」に、暑い日差しの中で木陰の涼やかさも感じさせてくれる「風」を店名に冠したお店です。赴きある粋な店名ですねぇ。

「蕉風」さん入口
「蕉風」さん入口

明るくにこやかな表情の信楽焼のタヌキさんがお出迎えしてくれているお店の入口。お邪魔したこの日も暑い暑い日でした。

店内の様子
店内の様子

入店してみると家庭的な雰囲気ながらも、どこか「粋」を感じさせてくれるお座敷席が目の前に。窓から差し込む暑い日差しも、どこか涼しく思えてきます。

ご自宅の客間のようなお座敷で食べるお蕎麦屋さん。私の故郷山形県では数多く見かけるこのスタイル、美味しいお店であることが多いんですよねぇ。注文する前から期待が高まります。

メニュー表:ひや物のページ
メニュー表:ひや物のページ

はい、そして恒例のメニュー表チェック!

いいですねぇ。オーソドックスな「ざる」から、お漬物でしょうか「漬菜」をのせた蕎麦がメニュー表に並んでいます。夏季限定、冷やし鴨そばや涼みそばも美味しそう。

メニュー表:あつ物のページ
メニュー表:あつ物のページ

こちらは温かい「あつ物」のページ。定番のかしわに鴨南にカレー、ごはん物としてちょっと気になる親子丼などもあるようです。

メニュー表:店主挨拶のページ
メニュー表:店主挨拶のページ

そしてこちらはメニュー表にあった、店主さんからのご挨拶。

こちらの蕉風さんのお蕎麦は、山形・北海道の「玄そば」を石臼挽きし手打ちしたものとのこと。石臼挽きに手打ち。蕎麦の実にこだわり、手間暇かけてくれているんですねぇ。すでに注文は済ませているため、ワクワクしながら待ちます。

天ざるそば
天ざるそば

はい、ということで着丼しました! こちらが私が注文した「天ざるそば」。

天ぷらのアップ画像
天ぷらのアップ画像

「並」の天ざるそばですが、天ぷらもモリモリ。

天ぷら用のお塩もついていました
天ぷら用のお塩もついていました

季節の美味しい野菜も入った天ぷらを十分に楽しめるよう、天つゆに加えてお塩もつけてくれていました。天ぷらにも自信がなければできない付け合わせです。お蕎麦につけてみても美味しいかもしれませんねぇ。

お蕎麦のアップ画像
お蕎麦のアップ画像

ということで、お蕎麦からいただきます!

箸でお蕎麦をつまんで気づきましたが、細いですがしっかりと適度な固さがあります。口に入れ噛みしめると、やはりしっかりとした噛み応え。そして鼻に抜ける豊潤な蕎麦の香り。つなぎの入っている二・八そばですが、蕎麦感が強め。

石臼挽きにこだわっているからでしょうか、蕎麦蕎麦しい香りが楽しめます。これがねぇ、また冷たい蕎麦つゆでツルっといくと、涼しさも感じられて美味しいんですよ。ツルツルとすする手が止まりません。

天ぷら(レンコン)の断面
天ぷら(レンコン)の断面

そして合間にお野菜の天ぷらや

天ぷら(エビ)の断面
天ぷら(エビ)の断面

エビの天ぷらなどでその油感と食感も楽しんでいたら…

濃い目の蕎麦湯
濃い目の蕎麦湯

あっという間にお蕎麦も天ぷらも完食です! 濃さが嬉しい乳白色の蕎麦湯でシメつつ。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

気が付けば暑さも忘れ、涼を感じながら大満足のごちそうさまでした!

いかがだったでしょうか。粋な店名、そして美味しい二・八そばを味わうことができる「二八そば処蕉風」さん。まだ日中は仙台も暑い日となることがあるようです。涼を感じに皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

●二八そば処蕉風●

〒984-0012 宮城県仙台市若林区六丁の目中町16−45

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクな一児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり/芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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