【仙台市宮城野区】玄麦を石臼挽きした麺、なると以外は全て自家製! 体に優しい鶏白湯でコッテリを満喫。
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
寄る年波でしょうか。ガッツリ、コッテリ系を食する時にはついつい体を気遣うことが多くなったような気がします。ただただ、心の中のワンパク小僧の欲求に従ってしまうと、炭水化物に次ぐ炭水化物。脂&脂。肉肉肉肉野菜。食後の満足状態で、ちょっと健康診断のことを考えてしまうようなことになってしまいます。
まぁ、過去の記事を読んでいただければ「気遣っていないじゃないか!」と言われてしまいそうなガッツリ食事っぷりばかりなのですが…
そんな気分もありまして、今回ご紹介するのは、ガッツリ美味しいラーメン! しかし、素材にこだわる、体を気遣ってくれたラーメンです。
そのお店とはこちらの「石臼玄麦自家製らーめん丸竈(まるがま)」さん。栄エリア、仙台市立中野中学校の近くの住宅街にある隠れ家的な人気店です。
お店の入口は店舗建物脇のこの扉。まさにちょっとした隠れ家の入口のような扉です。
店内の壁には人気店の証、数々のサインが飾られています。私も個人的に毎回楽しみにしている宮城のラーメンランキング番組を放送してくれている某ローカル局の人気キャラクター、ラーメン王子のサインも燦然と輝いています。
店内はお昼時の訪問だったため、この混雑ぶり。二人掛けのテーブル席に着席し店内を見まわします。座席はテーブル席以外に、厨房を囲むような形でカウンター席があります。
店内からはこだわりの製麺室を見ることもできます。こちらの製麺室で玄麦を石臼挽きしているということなんでしょうか。
お店のこだわりは席に置かれたメニュー表の裏面に詳しく説明がありました。
ふむふむ。麺は宮城県産の小麦「銀河の力」の玄麦を店内で石臼挽きし、北海道産の小麦「ゆきちから」などとブレンドし製麺。低温熟成した後に提供してくれているようです。麺以外にもチャーシュー、塩、醤油、玉子、九条ネギと数々の素材に対するこだわり。鶏白湯はヘルシーですか、なるほどなるほど。この一文を読み、コッテリ系にしても安心であることを確認し、ちょっとニヤリ。
お店の公式Xにある「なると以外は全て自家製」の言葉がありますが、まさにラーメンを構成する要素の隅々にまでこだわったお店です。
そして恒例のメニュー表チェック!
お邪魔したのが2023年10月ということで、メニュー表には「10月メニュー2023」の文字。ということは、月替わりで限定メニューが登場するということ。限定メニューを楽しみに、足繁く通っている方もいるんだとか。
定番の鶏白湯らーめんに加え、2023年10月限定の麺は「高知産鯛煮干しらーめん」と「瀬戸内わかめらーめん」。しかも、味変用のマー油や別皿の辛味とニンニク。店長サービスメニューとして、なるとと九条ネギもあり…。うぅむ、この豊富さ。迷いますねぇ…。
アレやコレやと色々悩みましたが、私が注文したのはこちら! 鶏白湯らーめんのしょうゆ味、そして安心のヘルシーさということで、コッテリ感をマシマシにしたくて背脂は多めを選択しました。背脂が眩しい! 背脂チャッチャ系ラーメン的な背脂の多さです。
それではスープからいただきます!
一口飲むと口に広がっていくのは、これだけ背脂があるにも関わらず「鶏ダシの甘味」。鶏の動物感がほとんどない、まろやかな甘さとコクのある鶏白湯です。
そして、その美味しい鶏白湯をブーストするかのような背脂の旨味。寝起きのお味噌汁の代わりに飲んでもよさそうな滋味深い優しさ。
そしてこちらが玄麦石臼挽き麺。ちょっと麦のツブツブも見える麺は、この細さでもしっかりとした噛み応え。
そして麺の旨味が強い! 噛みしめるほどに鶏白湯のコックリした味わいに負けず劣らずの味わいを感じさせてくれます。
チャーシューは豚さんに加えて、鶏ハムも加えてくれているという嬉しい仕様。鶏さんのガラから出てきたダシに加えてお肉も食べられるので、まさに鶏、鶏、鶏。鶏さんありがとう!
鶏の旨味と甘味が豊かなラーメンなので、卓上にあるブラックペッパー。これがまた合います。味変しつつ、夢中になって食べすすめます。
ということで、あっという間に大満足&鶏さんありがとうの完食ごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。今回ご紹介した鶏白湯だけでなく、月替わりの限定麺も気になった足繁く通えそうな「石臼玄麦自家製らーめん丸竈」さんでした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●石臼玄麦自家製らーめん丸竈●
〒983-0011 宮城県仙台市宮城野区栄2丁目2−27