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【仙台市若林区】太めの田舎蕎麦にゲソ天という至高のセット。六丁の目にオープンした山形蕎麦店実食報告!

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

宮城県のお隣山形県の内陸部でよく食されている名物「ゲソ天」、イカのゲソの天ぷらです。

所説ありますが、山形県の日本海側庄内地方では昔からよくイカが獲れ、胴体部分は高貴な方々が食する食材として重宝されていました。そして余るのは硬くて美味しくないとされ、はじかれてしまった「ゲソ」。このゲソが内陸部にまで流通し、入手しやすかったために天ぷらにして美味しくいただく文化が根付いたんだとか。

実は前回の記事でも、そんなゲソ天がのった美味しいラーメンのご紹介をしました。
<前回参考記事:【仙台市宮城野区】辛味噌ラーメンにゲソ天…だと…? 東仙台で、久しぶりに山形のご当地ラーメンに舌鼓!

そして今回ご紹介するのもゲソ天にまつわるお店。山形出身者として定期的に摂取したくなるゲソ天を美味しくいただいてきたお蕎麦屋さんの新店です。

「山形蕎麦やま久 六丁の目店」さん
「山形蕎麦やま久 六丁の目店」さん

そのお店とはこちらの「山形蕎麦やま久 六丁の目店」さん。

やま久さん店舗周囲の様子
やま久さん店舗周囲の様子

産業道路沿い、イエローハットさんの隣り。以前は「日乃屋カレー仙台六丁の目店」さんだった所にオープンしたお店です。

やま久さんと言えば、すでに仙台市内の泉区・太白区に2店舗を展開されている人気の山形蕎麦店さん。私も「山形の田舎蕎麦」欠乏症が発症した際、何度か泉区のお店に板そばを食べにいっておりました。そんな人気の山形蕎麦店がついに六丁の目にも2023年11月10日(金)オープンしたんです!

店内の様子1
店内の様子1

これは是非とも食べにいかねば! とオープン予定日を知ってから楽しみに楽しみにしていたのですが、なにせ人気店ですからオープン直後は大行列&大混雑。スタッフさん達もお忙しくされているかと思い、オープンから1週間ほど経った2023年11月19日に初訪問とあいなりました。

まぁ、それでも、お昼時をズラして訪問したにもかかわらず、この混雑具合でしたけれども…。しっかりと入店待ち記入用紙に「ハセガワ 1名」と書いておとなしく待機します。

店内の様子2
店内の様子2

肉そば、鳥中華、ゲソ天ざるそばと、山形出身者には懐かしい響きの言葉が書かれた暖簾の前のカウンター席、テーブル席のある店内。2名用のテーブル席に案内していただきました。

おしながき1
おしながき1

はい、恒例のおしながきチェック! 山形名物のゲソ天ざるそばや肉そばをはじめとした様々な蕎麦、そして中華麺をつかった鳥中華そばまで。

一般的なお蕎麦屋さんのおしながきとは、ちょっと異なる「This is 山形」なラインナップ。当然のように鳥中華そばと肉そばに「冷」があるのも嬉しいですねぇ。

おしながき2
おしながき2

そして、こちらは数量限定セットメニューのおしながき。「セット」には、鳥めしと野菜バラ天がついてくるとのこと。お得! ワンパク!

ゲソ天ざるそば
ゲソ天ざるそば

と、おしながきを眺めていると着丼いたしました! こちらは私が注文した「ゲソ天ざるそば」です。早速いただきます!

蕎麦の薬味アップ画像
蕎麦の薬味アップ画像

薬味についているネギ、ワサビ、大根おろしをツユに投入。ちなみにプラス30円することで大根おろしが増量できるとのこと。おろし蕎麦派の方はおろしマシマシも可能です。

蕎麦のアップ画像
蕎麦のアップ画像

ということで、蕎麦からズルリ。このしっかりとした太さと厚さから、お分かりいただけるかと思いますが、噛み応えは十分。濃く、硬く、美味しい田舎蕎麦です。塩味強めの山形っぽいお味のツユでズルズルといただきます。

個人的な意見ですが、二八蕎麦や更科蕎麦も美味しいですし好きなんですが、どうしても蕎麦欲が強くなっている時って、こういったゴリゴリに噛み応えのある田舎蕎麦を求めてしまうことが多いです。ラーメンで例えるなら、たまにワシワシ太麺を豪快に喰らいたくなるような「麺喰ってるぞ!」という感じのアレなんですけど、伝わりますでしょうか。

ゲソ天のアップ画像
ゲソ天のアップ画像

はい、そしてこちらがゲソ天です。光の加減でまるで後光でもさしているかのような美しさ。こちらも蕎麦ツユをちょいとつけていただいてみると…柔らかい! 山形のお蕎麦屋さんのゲソ天って、お店によっては硬めのところもありますが、やま久さんのゲソ天は硬めの田舎蕎麦を邪魔しない柔らかさ。嗚呼、やっぱりゲソ天って美味しい…。

蕎麦湯も堪能
蕎麦湯も堪能

夢中で食べていると、あっという間に蕎麦&ゲソ天完食。蕎麦湯も満喫します。ゲソ天の衣を意図的にツユに残し、残った薬味をプラスしつつ蕎麦湯と共にゴクリといただきました。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

ふぅ。蕎麦欲、ゲソ天欲を満たし、大満足のごちそうさまでした!

ちなみに、若林区にやま久さんがオープンしたことが嬉しくて…

別日食べた「鳥中華そば」
別日食べた「鳥中華そば」

別日に「鳥中華そば」もいただいてしまいました。 

スープ、鶏肉のアップ画像
スープ、鶏肉のアップ画像

黄金色の澄み渡ったスープには、たっぷりのネギと鶏肉。染み渡るようなアッサリとした滋味深い味。別皿に添えられた揚げ玉を入れると、油感がプラスされました。

中華麺のアップ画像
中華麺のアップ画像

モチモチ中華麺もうまし! 鶏肉以外にもニンジンやゴボウといったバラ野菜が入っており、どこかヘルシーさも感じさせてくれる美味しい一杯でしたよ。

ごちそうさまでした!第二弾
ごちそうさまでした!第二弾

鳥中華そばもごちそうさまでした!

いかがだったでしょうか。2023年11月10日(金)にオープンした「山形蕎麦やま久 六丁の目店」さんの実食報告でした。気になった方、山形の味を味わいたい方は是非足を運んでみて下さいね。

●山形蕎麦やま久 六丁の目店●
〒984-0003 宮城県仙台市若林区六丁の目北町1−77

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクな一児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり/芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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