【仙台市若林区】君はビャンビャン麺を知っているか? 人気中華料理店でモチモチ大満足の実食レポート
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
皆さんは「ビャンビャン麺」という麺をご存じでしょうか。中国の陝西省でよく食べられているという幅広の麺で、日本でもカップラーメンになったり、専門店があったりする麺の一種。そして、何といっても漢字で表記した時のその「難しさ」でも有名だったりします。
だって、漢字で書くと…
こんな風になるわけでありまして
「ビャン」の漢字。もう、何と言ったらいいんでしょうか。
長谷川の「長」が入っているのに、さらに「言」や「馬」や「心」やら、ウカンムリで蓋をして最終的にシンニョウでニョロっと囲んでまとめられてはいますが、漢字を練習中の子供が遊びで作った「ぼくのかんがえたさいきょうの漢字」的な雰囲気が漂う、総画数にして57という仕上がり。食パンじゃないですが「考えた人すごいわ」と言いたくなりますですよ。はい。
と、漢字にばかりフォーカスしておりますと全然話が進みませんので、とりあえず閑話休題。
今回ご紹介するのは、そんな「ビャンビャン麵」を食べることができるお店です。お店の場所は4号線仙台バイパス沿いにの中倉にある「bp town」内。
こちらの「上海厨房 仙台中倉店」さんです。
こちらの上海厨房さん。ご存じの方もいるかもしれませんが、山形出身の私にとって非常に馴染み深い、山形駅前にある老舗中華料理店「山形五十番飯店」の系列店。嗚呼、山形駅近辺でお酒を飲んだ後のシメに五十番飯店さんのラーメンを何度食べたことでしょうか。そんな個人的な思い出も浮かび上がってくるお店です。
【参考リンク:山形五十番飯店グループのHP】
シックで落ち着いた高級中華料理店を思わせる雰囲気の店内は、大小のテーブル席に
厨房が見えるカウンター席があります。
人気の本格中華が日替りで楽しめるランチや
単品でのご飯物や点心に炒め物。五十番飯店さん系列ですから、その味に間違いがないことが分かるメニューが盛り沢山。しかし、今回お邪魔したのは…
こちらのメニューを食べたいからなんです!
「上海牛肉麺」「タンタン麺」、この2つの麺はオーダー時に麺を「ビャンビャン麵」に変更することが可能。
「冷やし坦々ビャンビャン麵」というビャンビャン麵専用のメニューもありますが、まだまだ肌寒い日もあるこの季節。温かいスープでビャンビャン麵を食べてみたかったわけなんです。
はい。ということで、麺をビャンビャン麵にしたタンタン麺の着丼です!
上海牛肉麺も非常に気になりましたが、辛い物好きの血が抑えきれずタンタン麺にしてみましたよ。早速いただいてみましょう!
ビャンビャン麵に会いたい気持ちを抑えつつ、まずはスープからごくり。
サラリとしたスープですが、ゴマのコクが濃厚。そして後から追いかけてくる辛味。ラー油的な辛味に加えて、花椒(ホアジャオ)のシビレる辛さもあって美味しい!
そして麺をすくってみると、ついに遭遇。おぉ…、これがビャンビャン麵。
きしめんよりも太く、群馬名物ひもかわうどんよりは細くて厚い。ズルズルとすすることが難しいので、パクリと食べてみるとモッチモチの食感。ラーメンというよりも、どこかうどんを食べている時に近いような感じです。表面積が広いので、美味しいスープを沢山身にまといつつ口に飛び込んできてくれます。
美味しい食べ応え。程よい辛さの美味しいスープと共にモグモグと食べすすめます。
モッチモチのビャンビャン麺の合間に、チンゲン菜のシャキシャキ感も楽しみつつ。
程よい辛味でじんわり汗ばみながら、大満足のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。モッチモチのビャンビャン麵を味わうことができる「上海厨房 仙台中倉店」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●上海厨房 仙台中倉店●
〒984-0821 宮城県仙台市若林区中倉3丁目17−46 bp town内