｜長生きの秘訣は肉！？

　最近は以前よりも肉が悪者扱いされなくなったような気がします。ご長寿自慢の方が健康の秘訣を問われ「お肉を毎日たべていること」というコメントを耳にすることもしばしば。その影響もあってか健康のためにお肉を食べる人が増えているようです。

　お肉は、良質なたんぱく質、アミノ酸、ビタミン、鉄分などが豊富で脂肪分が少ない部位を選べば肥満やコレステロール値の高騰に直結することは少なく、むしろ積極的に摂りたい食材という見解が最近の流れのようです。

　健康需要は別として、巷では相変わらずの焼肉人気。お肉が大好きな「肉食女子」という言葉もかすみ、お肉を食べることはもはやブームを超えて定番化しています。

｜デートや接待にも使える焼肉店

　様々なスタイルの焼肉店がある中、今回は郡山でも一目置く存在の「牛屋 Hiko Ber」をご紹介します。私は牛肉など肉類をそんなに好んで食べる方ではないのですが、この「牛屋 Hiko Ber」においては別です。

　最初に訪れたのは仕事で親しくしていただいている方（女性）に連れられてのこと。「ちょっとパワーつけたいのよね」と仕事帰りに行ったのが、牛屋 Hiko Ber 郡山店でした。49号線から菜根5丁目交差点を入り、ツルハドラッグ菜根店の向かいにあります。

　以前はチェーン店の居酒屋だったようですが、数年前に牛屋 Hiko Ber 郡山店になりました。スタイリッシュな外観で、中に入るまでは焼肉店だとは思いませんでした。

　コンクリート打ちっぱなしの壁がモダンですね。テーブル同士の間隔が広く、ゆったりと食事を楽しめるのも良いです。清潔感があり、煙がもうもう立ち込める昔の焼肉店ではなく、これならデートや接待にも使えます。女性2人のお客様もいらっしゃいましたよ。

｜もはやステーキなのか、焼肉なのか

　今日は、友人夫婦と久しぶりの会食。しばらく一緒にご飯を食べることも控えていたので、本当にご無沙汰。その間、なんとご主人が昇進したとのことでお祝いを兼ねて予約しました。

　お肉大好きご夫婦で、しかも私たち夫婦よりも一回り若い世代。そしてまだ牛屋 Hiko Ber は未体験というのですから、ここは先輩夫婦としていいところを見せたいじゃないですか！

　まずは、前菜的なモノから。こちらに来たらほとんどのお客様が注文するという自家製ポテトサラダ。牛タンそぼろが混ぜてあり、ブラックペッパーが効いた味わいは、これだけでお酒が進みます。それと何気に主人が感心していたのが枝豆。ワサビ味でこれまたついつい手が伸びる一品。

　そして、ハツレアステーキ。ハツの塊肉を自分たちで炙り、その後カットしてもらいます。中はまだレア感がありますが、臭みもなく柔らかくて美味しいです。新鮮なハツでなければ成立しないお料理は、さすがの牛屋 Hiko Ber クオリティ。

　さあ、そろそろ行きますかね～♪　ドーン！はいこの厚み、2ｃｍはあると思われます。どうよってもんです。運ばれてきた瞬間、歓声が上がりました。ちなみに部位はカイノミ（19.8 円/g）、カメノコ（19.8円/g）、トモサンカク（30.8円/ｇ）です。これを炭火で焼きますよ。はい、焼きますよ！（唄）　※1人前は約150g

　煙はほぼ吸い込んでくれますので、クリーンな状態で美味しく焼けます。テーブルに備え付けてあるハサミでカットしていただきます。お肉に塩・コショウがされており、添えられたワサビをつけて召し上がれ。何だろう・・・もはやステーキ感覚。

　お肉の美味しさに、一同「うま~い！！！」。私が作ったわけでも何でもないけど、思わず「でしょう！」と鼻高々になってしまうのでした。

｜脇を固めるキムチ、野菜も抜群の美味しさ

　みんなが幸せそうにお肉を頬張る中、キムチをオーダー。このキムチも秀逸で箸休めにもってこい。いやこれだけでまたお酒がどんどん進みます。野菜のシャキシャキ感が歯触りよく、美味しいのです。

　牛屋 Hiko Berの凄いところはお肉だけでなく、野菜もかなり美味しい。特製の味噌をつけて食べる丸ごとキャベツは、こんなに食べられるかな~といいつつも、4人であっという間になくなりました。（5月いっぱいで丸ごとキャベツは終了）

　また、キノコの盛り合わせ（1,540円 税込）もおススメ。旨味が強く美味なタモギダケなど少し珍しいキノコを出してくれます。これも姉さんチョイスです。年齢的にもあまりお肉が入らないので、旨いキムチと野菜で姉さんは大変満足です。

　さらに牛タン（たん芯29.7 円/ｇ）とホルモンを追加オーダー。ホルモンもすこぶる美味しく、写真がないのはご愛敬（みんな食べるのに夢中）。牛タンもこの厚み。ちなみに姉さんは牛タン大好き。これはいただきますよ。

　お酒もいろいろ種類があるので、お肉と一緒に楽しんでください。こうして昇進祝い&満足ディナーは幕を閉じたのでした。めでたし、めでたし。