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【ジャケット・コート】外出先での立ったまま簡単キレイなたたみ方

畠山仁美所作講師

外出先でコートやジャケットを脱いだ際、ぱっと二つ折りにするだけだと、いざ着ようと思ったらシワになっていたり、袖がダランとしたり、コートがかさばったり…と、きれいに収まらないことがあります。

そこで今回は、シワになりにくく、かさばらず、表地を汚す心配もない上着のたたみ方をご紹介いたします。

立ったままで簡単きれいなたたみ方

1.ジャケットを脱いだら、それぞれの両肩に手を入れます。「小さく前へならえ」の体勢です。

2.パタッと合掌するように両手を合わせ、ジャケットを半分に折ります。

この後、ジャケットの半分を裏返すために片方の手を抜くので、抜かない方の手で内側から肩の部分を軽くつまんでおきます。

3.片手は内側からつまんだまま、もう片方の手で肩を裏返しながら、反対の肩に重ねて被せます。

4.両肩が重なったら、襟から前裾の辺りをさっと整えます

5.片方の腕でジャケットを押さえながら半分に折りたたみ、そのまま片腕にかけて持ちます

裏返してたたむことで、ジャケットの表地を汚さずに済み、シワにもなりにくいです。袖も内側にきれいに収まるのでバラつくこともありません。

何度か練習して慣れてしまえば10秒もかからずスムーズにできるようになります。

なお、分厚いコートも同様のやり方で、きれいにたためます。

また、訪問時のコートを脱ぐタイミングについては、

【理由】なぜ右京さんは訪問先でもコートを脱がないのか。訪問時、玄関前でコートは脱ぐ?脱がない?

こちらの記事で詳しく取り上げました。よろしければ合わせて読んでみてくださいね。

所作講師

日常の振る舞いを見直すことで、心・体・生活を整えるお手伝いをする所作講師。立つ・座る・歩く・物を扱う・挨拶する、といった日常あたりまえに行っている所作を通して、振る舞いだけでなく自分の内面も見つめ直すレッスンが好評。2011年の開講以来マンツーマンレッスンにこだわり、一人一人と向き合ってきた。ブログ【所作美人のヒント】では、バタバタと忙しい日々の中で、所作を通して自分を磨く考え方を発信。著書「一日一分からはじめる『おだやかな人になる所作の習慣』」

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