Yahoo!ニュース

【名古屋市】鶴舞で新世界を発見!?インドカレー&沖縄料理

羽矢旬良100縁ライター(名古屋市)

お花見の季節のクライマックスに鶴舞公園を訪問。今年の人出は尋常ではありませんでした。

いや、記憶をたどると過去もそうだったのかも知れませんが、コロナ禍の影響により、およそ3年のブランクを経ているためそう感じたのかもしれません。

それにしても、人、人、人・・・皆さん「開放感」を存分に味わっているという感じです。

お昼時、当然ですが鶴舞公園周辺のお店は長蛇の列が。もうクタクタではないですか?

そうしたことも含めて、その場の雰囲気を楽しみたいという人は満足感を得ることが出来るのかも知れませんが、そうでない人が、こうした激混みスポットで快適に食事をしようとする場合、少しだけ離れたお店に行くというのも一案なのかなと思っています。

お店には失礼かもしれませんが、メインではないけれど、サブとしてのお店も押さえておいたほうが良いのではないかと。距離としては徒歩12~13分くらいが妥当だと考えています。

今回ご紹介するのは、まさにそうした場合の候補に挙げられるのではないかと思ってお伺いしたお店です。鶴舞公園から12~13分ほど歩きましたが、とても快適に食事ができました。

昨年末にオープンのしたばかりの、まだ新しいお店です。

お店の名前は「新世界」。はたしてどのような世界を体験できるのでしょうか。

普通です。

二人がけと四人がけのテーブル席、奥には座敷もあって、老若男女、誰でも受け入れてくれそうなごく普通の空間です。

「いらっしゃいませ」とランチメニューを渡してくれたのは、ネパール出身の店主。

メニューに並んでいたのは、沖縄料理と本格インドカレー。

この日はラフテーそばを注文しました。ランチメニューにはサラダとソフトドリンクがついてきます。

サラダはこちら。箸休めに良さそうな感じです。

そして、本命のラフテーそば。

トッピングの豚の角煮は、お酒で2時間、だしで2時間、合計4時間煮込んで作られています。

柔らかい食感で、味付けがしっかりされているため、麺と一緒に食べるととても美味。

スープも美味しくて永遠にすすっていたい味。そして、思ったより麺の量が多く、結構食べごたえがあります。調味料はすべて沖縄から取り寄せているそうです。

とても美味しくいただきました。

食後は、頼んでおいたアイスコーヒーを飲みながら、しばし店主と雑談。

沖縄料理とインドカレーをメインメニューにしている理由をお聞きしたところ、「私は名古屋の沖縄料を提供するお店で10年以上調理を経験してきたので、その経験から沖縄料理を担当しています。カレーは、一緒にお店を始めた知人が、本場のインドで16年経験を積んだシェフだったからです」とのこと。

なるほど、そうした背景があったのですね。

ここで、店名を「新世界」にした理由も聞いてみました。

「色々な国や地域の美味しい料理を提供したいと思っています。毎日カレー、毎日沖縄料理だったら飽きますよね。ここに来れば、その日の気分によって違うものを食べることができる。しかも美味しくね。そういった場をつくりたかったのです」と店主。

「今、ドーサというインドでは定番の料理専門のシェフを呼んでいるところです。この鉄板はそのドーサを作るときに使うためのものです」

店舗の外観は下町風で、実際値段もリーズナブルなのですが、提供される料理は確かな経験に基づいたもので、決して安物ではありませんでした。

こちらのお店、平日のランチタイムは付近のサラリーマンの方で賑わいます。ゆったり過ごしたいなら土日が狙い目。

冒頭でサブのお店と書きましたが、メインのお店としてまた行きたいと感じました。

今後、どのような世界が展開されるのでしょう。とても楽しみです。

居酒屋 名古屋 新世界
名古屋市昭和区鶴舞二丁目16-13 ハイツオカダ 1F
TEL 052-881-0195
営業時間 昼11:00~14:30 夜17:00~23:00
定休日 不定休

100縁ライター(名古屋市)

仕事の合間と休日に立ち寄ったお店やスポットをご紹介します。気象予報士(趣味)なので、天気や気候と絡めた記事も書いていきたいと考えています。名古屋生まれ名古屋育ち。現在、近郊在住。

羽矢旬良の最近の記事