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【名古屋市】フリーランスのパティシエ「第2工房」さんの直売イベントが盛況!思わずクスッとする企画も

羽矢旬良100縁ライター(名古屋市)

「焼菓子専門店 第2工房(以下、第2工房)」は、名古屋市内のカフェや喫茶店から依頼を受け、そのお店の焼き菓子を創作しているフリーランスのパティシエ Mこと河田さんの屋号です。
複数のブランドを展開する洋菓子メーカーや、老舗の洋菓子店などでパティシエとして腕をふるってきた河田さんの経歴は確かなもの。その経験と才能から生み出される焼き菓子は「おいしい」とコアなファンがたくさんいるようで、直売会では毎回常連さんが大量にまとめ買いしていくのだとか。
お菓子の制作は、過去の職場のつながりから名古屋市守山区で営む「カザミウサギ 菓子店」さんのキッチンを間借りしているそうです。
今回の直売会のテーマは「焼き立てが、美味しい奴」
会場には、昨晩から明け方まで焼き続けた焼き立てのお菓子が盛りだくさん。中心に置かれた丸テーブルの上には、今回特に力を入れて作ったスペシャルなものが並んでいました。

数種類のブリオッシュ、アップルパイ、マロンパイ、レーズンサンドなどが並ぶ
数種類のブリオッシュ、アップルパイ、マロンパイ、レーズンサンドなどが並ぶ

ドイツ発祥のお菓子で、クリスマスに向けて少しずつ食べ進めていく「シュトーレン」もあります。こちらはプレゼントに喜ばれそうですね。もともと保存食なんだそうで、1カ月ほどは日持ちするそうです。

「第2工房」さんの直売会では、お菓子を購入しれくれたお客さんに、次回の購入時に300円OFFになるクーポン券が配られています。今回の直売会では、このクーポン券に絡めた、ある企画を実施しているそうです。
それは、「偽造クーポン歓迎します」というもの。どういうことかというと、お店で発行した正式なクーポンでなく、来店客が自分で作成したいわば「偽造クーポン(表記は300円OFFが最大)」も使えますよというもの。そして、その「偽造クーポン」を店主が面白いと感じたら、さらにお値打ちになるかもしれないというものです。
そもそもの始まりは、「クーポン券をなくしちゃったけど、どうしよう」という常連客からの問い合わせだったそうで、「自分で作ってきてよ」と返答したところ、本当に自作のクーポン券を持参されたとのこと。他にも同じような人が数人いたそうで、人それぞれ違ったデザインのクーポン券を提示してくるのが楽しくて、「どうせなら遊んじゃえ」とこうした企画が生まれたのだとか。

上の2つは「偽造クーポン」一番下がお店が発行した本物
上の2つは「偽造クーポン」一番下がお店が発行した本物

今回、筆者も焼き菓子を何点か購入しましたが、中でも「レーズンサンド」を一番楽しみにしていました。
生地の間には、お菓子が自立するほどたっぷりクリームが挟まれていて結構ボリュームがあるのですが、クリームがさっぱりしているためとても食べやすく、おいしくいただきました。

「第2工房」さんの直売会は19日(日)も開催されます。会場は、公式インスタグラムでご確認ください。「偽造クーポン」持参で行くと、楽しめそうですよ。

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100縁ライター(名古屋市)

仕事の合間と休日に立ち寄ったお店やスポットをご紹介します。気象予報士(趣味)なので、天気や気候と絡めた記事も書いていきたいと考えています。名古屋生まれ名古屋育ち。現在、近郊在住。

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