本日は、手作り雑貨屋Jiyu〜じゆう〜が主催している「グリーンウッドワーク体験教室」を紹介します。

グリーンウッドワークとは

グリーンウッドワークは切り出した山の木を、ナイフや手斧で削って木工作品を作るアクティビティです。

ホームセンターなどでDIY用に販売されている乾燥・製材された木材ではなく、「生木の丸太」を材料に使います。

山で切り出した、「生木の丸太」から作業スタート。

まずはこの丸太を手斧や鉈で割って、材料として使えるサイズにします。

丸太から木の板を切り出せたら、カップやスプーンなど作るものの形を考えながら木を削っていきます。

道具の使い方や、木の削り方は先生が横について教えてくれるので、初めての方でも安心して参加できますよ。

道具は教室にあるものを貸してもらえます。

ククサ(木のカップ)を作るときにはフックナイフと呼ばれる先の丸いナイフで中をくり抜いていきます。

しっかり掘って、紙やすりをかけると最終的にはこんな形になります。

とてもかわいいですね。

蜜蝋ワックスを塗って表面をコーティングするので、実際に飲み物を入れるカップとして使えます。

丸太から木材の切り出し方を変えると、スプーン・木べら・食器などいろんなものが作れますよ。

スプーンの形もいろいろ。

回数を重ねて慣れてくると、丸太そのままの形や木目を生かして、パンこね台のような大きなお皿も作れるようになるそうです。

初めて参加された生徒さんも、こんなに上手にスプーンを作られていました。

私も実際に木を割ったり、ナイフで削ったりしてみましたが、なかなか思い通りの形にはならず苦戦しました。

ナイフで木を彫ったり紙やすりをかける時間は「木に向き合っている」という感じです。

無心になって集中できる時間はとても楽しいものでした。

教室の場所

鶏肉専門店の「かしわや」と陶芸教室「慈遊窯」の敷地内で開催しています。

参加費は約2,000円です。(作るものによって材料のサイズと金額が多少変わります)

手斧やナイフを使いますので、ラバーの軍手をお持ちください。

不定期開催ですので、開催日時等の情報やご予約・問い合わせは雑貨屋JiyuのInstagramまで。