和菓子ってステキですよね。

素材の組み合わせの妙や造形の美しさは、四季折々の景色や季節のうつろいを感じさせてくれます。

本日は県道204号線(金毘羅街道)沿い、丸亀市山北町にある「和菓子処 乃だや」を紹介します。

お店の外観

落ち着いた若葉色をした建物が目を引きます。

店舗の前の駐車場は台数が限られていますので、車でお越しの際は、隣の「焼肉甜牛」の第2駐車場を利用すると便利です。

店内の様子

和菓子を中心に、焼き菓子や洋菓子まで豊富な品ぞろえのお菓子屋さんです。

正面奥のカウンターには贈答用の和菓子がずらり。

右手のカウンターにはロールケーキやプリンなどの洋菓子やフルーツ大福が並んでいます。

季節ごとにいろんなお菓子が販売されていますよ。

たくさんの種類のお菓子があってどれを紹介するか迷いますが、中でもオススメのお菓子を2つ紹介したいと思います。

フルーツ大福

ひとつめは「フルーツ大福」です。

季節によって中のフルーツの種類が変わるので、一年を通してさまざまなフルーツの大福が楽しめます。

取材に訪れたときは、ぶどう大福・パイナップル大福・メロン大福の3種類が販売されていました。

ぷにぷにとやわらかそうな感触が写真でも伝わりますよね。

手に持ってみると、ゴルフボールくらいの大きさです。

ぶどう大福とパイナップル大福を半分にカットしてみました。

みずみずしいフルーツとともに、白あんがやわらかな求肥でつつまれています。

白あんのねっとりとした甘さと、フルーツのフレッシュな甘さがあいまって、とてもおいしいです。

中のフルーツも甘みが強く、白あんの甘さに負けません。

お互いに種類の違う甘みが引き立てあっていてとても良いバランスを感じます。

どのフルーツ大福もおいしいのですが、中でも春頃に食べられる「いちご大福」は本当においしいのでオススメです。

丸亀サブレ

もうひとつおすすめしたいお菓子が「丸亀サブレ」です。

表面は亀の甲羅の形をイメージした、ふんわりサクサクとした最中。

裏返すと、ほろっと崩れるサブレが収まっています。

口の中に入れるとホロリと溶けてまざり、甘さがひろがります。

パットライスとごまの風味がアクセントになっていて、食感にリズムを与えてくれますね。

ほんの少し感じる塩味がほどよく甘さを引き立ててくれる、上品なお菓子です。

賞味期限も1ヶ月ほどありますし、ちょっとした手土産などにも最適です。

紹介したお菓子以外にも、その季節にしか食べられない味があるのも和菓子の魅力。

季節の変わり目には、和菓子屋さんに立ち寄ってみてはいかがでしょうか？