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【丸亀市】夕暮れ・海・心地よい風。ふらっとパーク&ストリートテラスまるがめに行ってみた。

へんも地域情報発信・住職ブロガー(丸亀市)

生活の中で見慣れた町の景色は、いつしか当たり前の風景となって、その良さや魅力に気づくのが難しいものです。

そんな町の景色が持つ魅力を再発見し、新たな空間の使い方を提案する社会実験「ふらっとパーク&ストリートテラスまるがめ」に立ち寄ってみました。

ふらっとパーク&ストリートテラスまるがめ

もともとは、地元建材メーカーがつくる「パークレット」と呼ばれる屋根付きのベンチを活用した地域活性化ができないだろうか?という問題提起から始まったプロジェクトだそうです。

その後、パークレットだけではなく、道路や公園など公共空間を活用した憩いの空間をつくる取り組みへと発展していったそうです。

ふだんは道路として使われている場所を封鎖し、そこに人工芝を敷いて人がのんびりと過ごせる空間が提案されていました。

普段の様子

まずは普段の景色を見てみましょう。

こんな感じで、生活道路として使われている場所です。

北側には京極大橋が見えます。

公園ではあるものの、人気は少なく賑わっている感じではありません。

イベント時の様子

イベント時には人工芝が敷かれて、こんな空間に。

写真で見る以上に、現地はとてもいい雰囲気。

道路を封鎖しているエリアの両端では学生ボランティアさんが警備してくれていて、車も入ってきません。

家族連れだったり、カップルだったり、近所のおじいちゃんだったり。

こどもたちも人工芝の上で思い思いに遊んだりゴロゴロ。

いろんな世代の人がなんとなく交わるような、交わらないような距離感でのんびり過ごしておられました。

気温も下がり、風が心地よく吹いている港の夕暮れはなんともオシャレで気持ち良いことこの上ないですね。

キッチンカー

ジューススタンドやダイシモチ麦を使ったバーガーのキッチンカーなどの出店もありました。

11月に本島にて正式オープンするクラフトビールのお店も出店されていました。

この風景で楽しむビールは最高だろうなぁと思いつつも、今回は事情により飲めず。

ワークショップ

公園の中にはこどもたちが楽しめる「光るうちわを作るワークショップ」のブースも開かれていました。

香川大学の学生さんたちが丁寧に作り方を教えていましたよ。

こどもからお年寄りまで楽しめます

小さなこどもからご年配の方までが、ごく自然に居心地良く共存する空間になっていたように思います。

海が近いのでこどもから完全に目を離すわけにはいけませんが、空間の構成力のおかげか、人工芝を敷いた公園側に人が自然と滞留するような雰囲気になっていました。

「生活」と「仕事」と「お出かけ」と、それぞれいろんな用事で出かけている人たちの余白が気持ちよく重なるような、そんな空間でした。

最終開催は11月5日(土)・6日(日)16:00〜20:00となっています。

穏やかな時間を過ごせる空間に足を運んでみてはいかがでしょうか?

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みなと公園 北側道路
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住所   | 香川県丸亀市西平山町203
開催日 | 11月5日(土)・6日(日)
イベント開催時間 | 16:00~20:00

地域情報発信・住職ブロガー(丸亀市)

かつて、お坊さんは「地域の相談役」としてさまざまな情報を集め、地域の中で活躍していました。時代が変わりその役割も失われつつありますが、ネットでの情報発信により再び現代的な形で地域の役に立てるのではと考えています。丸亀市で約400年続いてきた寺院の住職として、また3児の父親として地元丸亀の魅力を紹介していきます。地域のイベントやステキなお店の情報など、丸亀で楽しく過ごすお手伝いができれば嬉しいです。

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