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【川越市】3年ぶりに川越まつりが開催! あるあるネタとともに魅力を紹介します!

編集工房水夢地域ニュースサイト号外NETライター(川越市)

2022年10月15日、16日の両日、3年ぶりに川越まつりが開催されます。川越まつりは関東三大まつりの一つとしても知られる、とても大きな規模のおまつりです。今回は、その川越まつりを紹介します。

29台の山車が勢ぞろい!

川越まつりの歴史は古く、江戸時代に始まったとされています。山車(だし)が町中を練り歩き、例年は市街地の主要な道路に屋台がぎっしりと並ぶ、とても華やかなおまつりです(2022年は屋台は限定的な出店になるそうです)。

川越まつりは国指定の重要無形民俗文化財です
川越まつりは国指定の重要無形民俗文化財です

10月になると、町のあちこちが川越まつり仕様へと変化していきます。市をあげてのイベントといえるでしょう。

川越商工会議所も看板が設置されています
川越商工会議所も看板が設置されています

当日、一部の道路は車両通行禁止で歩行者専用道路となります。

自動車の往来を気にしないでゆっくり雰囲気を楽しめるのも魅力です
自動車の往来を気にしないでゆっくり雰囲気を楽しめるのも魅力です

2022年は川越市市制施行100周年記念ということもあり、川越市内の動かせる状態にあるすべての山車(だし)が参加する予定とのことです。その数は29台にもなります。

以前は週末ではなかった!?

「川越まつりをより深く知ろう」ということで、私の川越まつりの思い出をいくつか紹介します。私は子どもの頃から川越に住んでいるので、当時の思い出が中心です。時代でいうと40年くらい前、1980年代です。若い世代の方には「そうだったんだ」、同年代の方には「そうだよね」とあるあるネタ感覚で楽しんでいただければ……。なお、私が住んでいたのは川越市内といっても山車がある市街地付近ではありませんでしたし、あくまでも私の記憶によると……である旨、ご了承いただけますと幸いです。

山車を引くのに憧れたものです
山車を引くのに憧れたものです

まず、開催日について。私が子どもの頃は週末ではなく、確か10月14日、15日で固定だったと記憶しています。つまりは平日のこともあったということです。私は川越市立の小学校・中学校に通っていましたが、川越まつりの日は「半ドン(午後が休みである日のこと)」になり、友達と一緒に川越まつりへと出かけていました。そして、現地には学校の先生がいて「暗くなる前に帰るように」と注意を促されたものです。まさに市をあげてのイベントということですよね。

それで天気については雨の日が多い。これこそ、まさに私の個人的な記憶によるものですが、二日のうち、少なくてもどちらか一日は残念ながら雨降りのことが多かったような気がします。はたして、今年はどうでしょうか。

山車については授業でいろいろなことを教えてもらいました(ホームルームだったかもしれません)。覚えているのは山車を数える単位は「台」、移動するのは「練り歩く」と表現するということです。

また、川越まつりは市街地全体が会場となりますが、特に私が「ここがメイン」と思っていたのが蓮馨寺です。蓮馨寺の敷地内はたくさんの屋台はもちろん、お化け屋敷と見世物小屋が設置されていました。私はどちらも怖そうで入ったことはないのですが、施設の看板や呼び込みの方のお話にドキドキしたものです。

もう一つ、川越まつりには「曳っかわせ」という見せ場があります。こちらは山車同士が出会うと互いに演奏をしあうというものです。それで、相手のリズムにつられたほうが負けとなって道を譲るというものだったと記憶しているのですが、あるあるネタとしては、その曳っかわせの勝敗がどうもよくわからない。山車が向かい合って演奏し合うところは何度も見ているのですが、やがては自然に離れていくという印象です。先に触れたように私は山車がないところに住んでいたので、いつかは当事者の方にこの真相を確かめたいと思いつつ、それができずに今にいたります。

いずれにせよ、3年ぶりとなる川越まつりは本当に楽しみです。ただ、新型コロナウイルスに注意が必要な状況ですので、感染拡大予防に十分に注意したうえで楽しみましょう。

【イベント情報】

  • イベント名/川越まつり
  • 期間/2022年10月15日(土)、16日(日)

地域ニュースサイト号外NETライター(川越市)

川越市在住のエディトリアルライターです。フリーランスとして活動中。川越の情報をお届けします。

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