Yahoo!ニュース

【川越市】見るだけでも楽しい! 川越市内の個性的な看板をまとめて紹介します!

編集工房水夢地域ニュースサイト号外NETライター(川越市)

「看板はお店の顔」といいますが、看板はお店の個性が反映されるもので、なかには見るだけで楽しくなるものもあります。今回は川越市内にある、ユニークな看板をまとめて紹介します。

使用されている文字が個性的

名代焼だんご 松山商店

まずは蓮馨寺の敷地内にある、おだんご屋さん「名代焼だんご 松山商店」の看板から。こちらの看板はかなり個性的です。その写真はこちら↓

ちょっと読めないですよね
ちょっと読めないですよね

この看板は左から右に読み、「名代焼だんご」と書かれています。

私は読み方はお店のスタッフに教えていただいたのですが、この文字について、少し自宅で調べてみたので、そちらを紹介します。

まず「名代」から。こちらは読み方によって意味が変わるそうで、この場合は「なだい」と読みます。意味は「名前を知られていること。評判の高いこと」だそう。

続いて、「だんご」について。こちらは「変体仮名(へんたいがな)」で、現在、一般的に使われている平仮名の異体字だそう。平仮名はもともとは漢字を由来としていますが、変体仮名も同様とのこと。こちらの看板に書かれている文字の「だ」は「多」、「ご」は「古」を由来としているよう。

歴史を感じる、素敵な看板です。なお、「名代焼だんご 松山商店」はその看板が示すようにおだんごなどを販売しているお店です。

こちらがお店の外観です
こちらがお店の外観です

だんごは1本100円です(税込/2023年5月16日現在)
だんごは1本100円です(税込/2023年5月16日現在)

あんだんごなども販売しています
あんだんごなども販売しています

だんごは焦げた醤油が香ばしくて美味。ぜひ、皆様にも足を運んでいただきたいお店です。

【店舗情報】

  • 店舗名/名代焼だんご 松山商店
  • 住所/埼玉県川越市仲町6-2
  • 営業時間/9:30~16:30(売れ切れ次第閉店)
  • 定休日/毎週水曜日

くらづくり本舗

「くらづくり本舗」は川越市内に本店と工場がある和菓子店です。多くの店舗を展開していることもあり、こちらの和菓子を食べたことがある方は多いでしょう。私たち川越市民に馴染み深いお店ということで、意識をしたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの「くらづくり本舗」の看板も個性的です。

こちらは「くらづくり本舗」の「藤間亭」の看板です
こちらは「くらづくり本舗」の「藤間亭」の看板です

縦書きだとこうなります
縦書きだとこうなります

特に「くらづくり本舗」の後半の「くり本」という文字がちょっと読みにくいのですよね。

【店舗情報(「くらづくり本舗」の藤間亭)】

看板にひと工夫

Mio Casalo 川越 蔵のまち店

ここからは看板にひと工夫が施されている施設の紹介です。

川越観光の中心地・一番街沿いにある「Mio Casalo」(ミオ・カザロ)の「川越 蔵のまち店」の屋根では豚さんの親子が歩いています。

近くで見ると厚みがあるオブジェです。
近くで見ると厚みがあるオブジェです。

こちらはソーセージなどの豚肉の加工品を販売しているので、それを表しているのでしょう。ユニークですよね♪

【店舗情報】

株式会社きづな住宅

こちらは店頭の看板ではなく、町なかで見かけた看板です。「株式会社きづな住宅」の看板はインパクト大です。論より証拠で写真でどうぞ↓

「永遠の10才」なんですね
「永遠の10才」なんですね

【施設情報】

  • 施設名/「株式会社きづな住宅」の立て看板
  • 住所/ 交差点「石原町」の近く

交差点のデジタルサイネージ

「デジタルサイネージ」はわかりやすい単語でいうと「電子看板」のことで、一定間隔(数秒~)で表示内容を切り替えられることが特徴の一つです。最近はいろいろなところに用いられていますが、交差点「旭町一丁目」の交差点にも設置されました。

中央の立て看板がデジタルサイネージです
中央の立て看板がデジタルサイネージです

時間がしばらく経過すると内容が変化します
時間がしばらく経過すると内容が変化します

デジタルサイネージは駅周辺の人通りが多いところではよく見かけますが、幹線道路沿いは珍しいですよね。設置時期は正確にはわかりませんが、私の記憶では今年(2023年)に入ってからだと思います。

【施設情報】

  • 施設名/交差点の大きなデジタルサイネージ
  • 住所/ 交差点「旭町一丁目」の近く

番外編

水田が広がる地に立つ「営業中」ののぼり

本記事の最後に紹介するのは看板ではなく、のぼりです。私は2023年5月19日に見つけたのですが、水田が広がるところに、ポツンと「営業中」ののぼりが立っています。

赤いのぼりが目を引きます
赤いのぼりが目を引きます

パッと見では周囲にお店はなく、どこで何が営業しているのか……。少し先にうどんの名店「田舎うどん てつ」があるので、そちらののぼりかもしれません。

【施設情報】

  • 施設名/水田が広がる地に立つ「営業中」ののぼり
  • 住所/ 「田舎うどん てつ」(埼玉県川越市久下戸2881)の近く

以上、今回は川越市内の個性的な看板を紹介しました。きっと他にもあるでしょうから、散策するときに看板に注目してみるのもおもしろいかもしれません。

地域ニュースサイト号外NETライター(川越市)

川越市在住のエディトリアルライターです。フリーランスとして活動中。川越の情報をお届けします。

編集工房水夢の最近の記事