今回は今春（2024年3月）に新たにオープンしたグルメのお店の紹介です。お店の名前は「ちゃんこダイニング 鶴」で、こちらは店名が示すように「ちゃんこ鍋」がメインのお店。元力士の店主さんが作るちゃんこ鍋はやっぱり絶品です。

川越に縁（ゆかり）を感じて…

まずは「ちゃんこダイニング 鶴」の店主さんのことを少し詳しく紹介します。

店主さんは現役時代の四股名は鶴乃湖で、最高位は幕下だったそう（大相撲の番付は上から幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口です）。

お父様も力士で、引退後は埼玉県志木市内で「ちゃんこ鍋」のお店を営んでいました。そのお父様も「ちゃんこダイニング 鶴」の厨房にお入りになっていて、こちらはご家族が中心となって営むお店です。

また、都内の店主さんのご出身地ですが、川越市内にある城北埼玉中学校に通っていたそう。「川越に縁を感じています」とおっしゃいます。

店主さんは明るく、店内はアットホームな雰囲気です。

駅から徒歩約4分

「ちゃんこダイニング 鶴」は2024年3月25日にオープンしました。お店は東武東上線・新河岸駅の近くです。なお、お店の駐車場はないので、お車の方は近くのコインパーキングのご利用を。

店内は明るくて、きれい。席数はカウンター席が3席とテーブル席が2人用×4です。テーブルは移動できるタイプで、4人用とするなど、状況に応じたレイアウトが可能です。

営業時間についてはランチタイムとディナータイム、どちらも営業しています。

味噌味のちゃんこ鍋は絶品

それでは気になるメニューです。

お店のメニューはこちら↓

一品料理も充実しています↓

まずはチェックしたいのがちゃんこ鍋です。ひと口にちゃんこ鍋といっても、いろいろなタイプがあります。大相撲の世界でも相撲部屋によって個性があるそう。

「ちゃんこダイニング 鶴」のちゃんこ鍋は基本的にはみそ味です。

店主さんは「塩味もよいのですが、意外と好みわかれるのですよね。その点、みそ味はどなたも美味しくいただける傾向があるようです」とおっしゃいます。

その姿勢は味の仕上げにも共通していて、こちらの現在の味はお父様が力士としての現役を引退後に「より美味しいものを」と工夫を重ねてたどりついたものだそう。

もちろん、ちゃんこ鍋以外の料理も美味です。ランチセットにもこだわりを感じます。

例えば宴会コース料理（予約のみ）は3,630円（税込）と料金設定が良心的なのもうれしいところです。

何より、川越市内にはちゃんこ鍋のお店は少ないようですし、それも元力士が作るものとなればなおさら貴重です。

店主さんは「家族で営む店ですし、できるだけお客様のご要望にお応えしたいと思っています。料理のことも気軽にご相談を」とおっしゃいます。

ぜひ、皆様も足を運んでみてはいかがでしょうか。

【お店情報】

• 施設名／ちゃんこダイニング 鶴
• 住所／埼玉県川越市砂928-7 2F
• 営業時間／12:00～15:00、17:00～22:00
• 公式SNS／Instagram