Yahoo!ニュース

美容師おすすめの白髪染めシャンプーの条件・選び方をおしえます!

白髪染めとは酸化染毛剤の事なので、正確には「白髪用カラーシャンプー」なのですが、白髪染めシャンプーとして一般的に知られているので、こちらでは統一させていただきます。

白髪染めシャンプーで自宅ケアしたい方が「どんな商品を選べばいいの?」を解決できるため美容師おすすめ白髪染めシャンプーの選び方を解説します。

美容師おすすめの白髪染めシャンプーの条件

  • 染料
  • 洗浄成分
  • 保湿・補修成分
  • 色味(黒・茶色)

染料

天然染料は植物由来の優しい染料。

ただ頭皮と髪の毛への刺激が少なく安全性の高い染料ではありますが、染まるのに時間がかかるというデメリットがあります。

髪の毛にハリコシを与えてくれるなど髪の毛と頭皮を労わりながら染めることができるので、優しくじっくり白髪を染めたい方には天然染料がおすすめです。

塩基性染料は多くの白髪染めシャンプーに配合されている染料。

髪の毛が持つマイナスイオンに反応して髪の毛表面に吸着し発色するので、染まりやすいのが特徴。

分子が大きく髪の毛の内部まで浸透できないというデメリットがありますが、分子の小さいHC染料と一緒に配合することで染まりやすさや定着力がUPします。

洗浄成分

白髪染めシャンプーを選ぶ時に重要なのが洗浄成分。

白髪にしっかりと色味を入れたい方は洗浄力の優しいアミノ酸系、もしくは両性イオン系の洗浄成分配合商品を選びましょう。

ココイルグリシンKココイルグリシンNa、 ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルメチルアラニンTEA 、ラウロイルサルコシンNa、ラウロイルサルコシンTEA等

保湿・補修成分

髪の毛の状態やなりたい髪質に合う保湿・補修成分が配合されている白髪染めシャンプーを選び、白髪を染めながらキレイな髪の毛をゲットしちゃいましょう。

加水分解ケラチン:傷んだ髪の毛のキューティクルを補修し栄養分の流出を防ぎパサツキを予防
フコイダン:髪の毛に水分とハリコシを与え頭皮環境も整える
セラミド:保湿力が高いので頭皮と髪の毛に潤いを与え外的刺激から保護してくれる
ヒアルロン酸:保水・保湿効果が高く乾燥した髪の毛に潤いを与えてくれる
ヘマチン:ダメージの原因となる活性酸素を取り除き、カラーの退色を抑える効果もある
ツバキ油:髪の毛にツヤと潤いを与え外的要因から保護してくれる  等

色味(黒・茶色)

商品ごとに色味の種類は変わりますが、主流はブラック・ダークブラウン・ライトブラウンの3種類。

ブラック:白髪の量が少ない・普段ヘアカラーをしていない・白髪をしっかり染めたい方
ダークブラウン:ナチュナルな仕上がりを求めている・白髪の量が多くぼかして染めたい方
ライトブラウン:白髪を明るく染めたい・普段明るめのヘアカラーをしている方

白髪染めシャンプーはしっかりと選べばコスパ良い商品でも本当に染まる!

白髪染めシャンプーは沢山販売されていますが、プチプラなものからしっかりとした価格帯のものまで様々です。

今回紹介した特徴を抑えて、ご自身にぴったりの色味を選ぶようにしてみてくださいね。

地域密着型の白髪染め専門美容室ソマリ運営。試したシャンプーは500本以上。シャンプーから白髪染めまで沢山のヘアケア商品の使用感を実際に確かめるヘアケア用品マニア。髪が変わったと感じるヘアケア方法もお伝えしていきます。

ひでよし(長崎弘幸)の最近の記事