【美容師監修】ノンシリコンシャンプーのおすすめの選び方をご紹介します!
ノンシリコンシャンプーのおすすめの選び方を美容師が紹介します!
今や定番となっているノンシリコンシャンプーですが、種類が多くて選ぶのも迷ってしまいますよね…。
アンケート調査を行ったところ、ノンシリコンシャンプー選びで大切にしていることは「きしまないこと」という結果に。
画像引用元:ヘアケアトーク
他にも保湿力やコスパなど、選ぶ基準はさまざまですね。
この記事では、種類が多く選ぶのに迷いがちなノンシリコンシャンプーのおすすめの選び方を解説します!
「いつもシャンプー選びに迷っちゃう…」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
【美容師が解説】ノンシリコンシャンプーの選び方
ノンシリコンシャンプーの選び方を美容師が解説します!
迷ったときはこのポイントを押さえて選んでいきましょう。
【選び方①】シリコンが配合されていないかチェック
シリコンが配合されていないのは大切なポイント!
ノンシリコンを見分けるために、代表的なシリコンの名前を紹介します。
- ジメチコン
- シクロメチコン
- フェニルトリメチコン
- アモジメチコン など
特にジメチコンはヘアケア製品全般でよく使われる成分。
上記のような成分が入っていないか、成分表をチェックしましょう。
ラベルなどに「シリコンフリー」「ノンシリコン」と表記されているシャンプーものンシリコンシャンプーなので、わからない場合はラベルも参考にしてみてくださいね。
【選び方②】洗浄成分で選ぶ
基本的には優しい洗浄成分で洗ってあげることが好ましいです。
シャンプーにスッキリさを求めている方もいると思いますが、洗浄力の高いシャンプーで洗いすぎると頭皮の乾燥やインナードライにつながることも。
優しい洗浄成分で必要な皮脂を残しつつ洗うのがポイント!
おすすめの優しい洗浄成分がこちらです。
ココイルグリシンK、ココイルグリシンNa、 ココイルメチルアラニンNa、ラウロイルアスパラギン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、ココイル加水分解カゼインK、ココイル加水分解ケラチンK、ココイルイセチオン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン など
これらの成分が、成分表の上の方に記載があるかチェックしましょう。
【選び方③】髪悩みにあった補修保湿成分が配合されているか
ノンシリコンシャンプーにはきしみを抑えるため、シリコンに代わる補修保湿成分が配合されています。
そのため、ノンシリコンであってもダメージ補修力の高いシャンプーは多いです。
<おすすめの内部補修成分>
加水分解ケラチン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ヘマチンなど
ダメージを受けた髪の内部は「ダメージホール」という空洞があります。
ダメージ補修では、このダメージホールを埋める成分が必要です。
上記の成分はダメージホールを埋めて、髪の強度をUPしてしなやかな髪へ導きます。
<おすすめのキューティクル補修成分>
メドウフォーム-δ-ラクトン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、セラミド類、リピジュア(ポリクオタニウム-51)、クオタニウム-33など
キューティクル補修をする成分もダメージヘアのシャンプーには大切。
キューティクル補修には、キューティクルをつなぎ合わせる接着剤のような役割をしている脂質成分「CMC」を補ってあげる必要があります。
また、ダメージを受けて1番最初に失われる「18-MEA」と呼ばれる脂質成分を擬似成分で覆ってあげるのもポイント。
上記の成分が配合されていると、キューティクル補修に期待ができます。
【選び方④】価格で選ぶ
毎日使うシャンプーなので価格も大切なポイントです。
ドラッグストアで買う場合、最低でも1,500円以上のノンシリコンシャンプーだと、カラーやパーマでダメージを受けた髪でも満足できる可能性が高いです。
もっとこだわりたい方は、通販などで3,000円クラスのノンシリコンシャンプーを選ぶと、サロンクオリティで上質な仕上がりを目指せます。
ポイントを押さえて、自分にピッタリのノンシリコンシャンプーを選びましょう!
ノンシリコンシャンプーとしてば「きしむ」というイメージが強いと思いますが、一昔前のようなギシギシするような商品は少なくなっています。
むしろ、補修保湿成分が充実していて上質なものが多いんです!
この記事でご紹介したポイントを押さえて、自分にピッタリのノンシリコンシャンプーを選んでみてくださいね。